アジア太平洋のバイオ再生可能材料は2018年には1億6700万ドル規模に
株式会社グローバル インフォメーションは、Frost & Sullivanが発行した報告書「Strategic Analysis of the Asia-Pacific Biorenewable Materials Market (アジア太平洋地域におけるバイオ再生可能な材料市場の戦略的分析)」の販売を開始しました。
当レポートによりますと、2011年に4680万ドルだった当市場は2018年には1億6700万ドルに達する見込みです。当レポートではポリ乳酸(PLA), ポリヒドロキシアルカノエート(PHA)そしてデンプン由来のポリマーをカバーしています。
アジア太平洋のバイオ再生可能材料市場は、今後の応用分野の広がりと、技術ライセンシングコストの低下、更に顧客認知度が上昇する事で2018年まで年平均19%で成長する見通しです。バイオ再生可能材は様々なパッケージング分野において一般的なプラスチックを置き換え、巨大な需要が当地域の市場成長を支えます。
アジア太平洋のプラスチックパッケージング材料は年間1200キロトン以上に及びます。今後も急速に成長すると見られ、特にフレキシブルパッケージングの分野でバイオプラスチックの需要が高まるでしょう。各地の製造能力の増強の結果PLAが最大の成長を示すでしょう。
「原油価格の高騰により、バイオプラスチックと一般的なプラスチックとの価格差が縮まってきています。」とFrost & Sullivan社のIndustry AnalystのSandeepan Mondal氏は言います。「この価格差の解消はバイオプラスチック市場にとっては追い風となります。」
バイオプラスチックには他にも潜在的な価値があります。それは化石燃料依存の低減、製造工程における温室効果ガス排出量の削減等です。これらは顧客へのアピール材料となる為、バイオプラスチックの導入を積極的に進める企業もあります。
しかしながら、技術が発展途上で価格が依然として高額な事が、成長を制限しています。それに加えバイオプラスチックによる湿気の吸収や、耐熱性の低さ、化学物質への抵抗力の小ささといった点が、様々な分野での実用化の妨げとなっています。またアジア太平洋地域では、エコラベリング政策が完全に実施されておらず、堆肥化施設も少ない事が、バイオプラスチック普及の妨げとなっています。
「メーカーはイノベーションを起こし、よりよい製品を開発し、生産能力を増強し、生産コストを削減する必要があります。」とMondal氏は結論付けます。「企業参入を促進する為に、各国政府は堆肥化や生分解性の表示義務制度を導入し、国家規格として認証する必要があります。これによりアジア太平洋地域のバイオプラスチック市場に投資が集まり、安定的な成長が始まるでしょう。」
市場調査レポート: アジア太平洋地域におけるバイオ再生可能な材料市場の戦略的分析
Strategic Analysis of the Asia-Pacific Biorenewable Materials Market
http://www.gii.co.jp/report/fs252984-strategic-analysis-asia-pacific-biorenewable.html
出版日:2012年10月17日
発行: Frost & Sullivan
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