中国の断熱材市場は耐火性の高い素材が急成長中

2012-11-09 16:00
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、ResearchInChinaが発行した報告書「China Thermal Insulation Material Industry Report, 2012 (中国の断熱材産業レポート)」の販売を開始しました。

当レポートの発行元のResearchInChinaによりますと、近年において中国の断熱材産業は安定成長期に入り、また急速に進化が進んでいます。2011年には約498万トンとなり、これは2005年の水準の倍以上となっています。ビルのエネルギー効率化をはじめとした中国国内でのエネルギー削減と排出削減に後押しされ、中国の断熱材市場は2012年には550万トンとなる見通しです。

断熱材は有機・無機・金属断熱材に分類できます。

有機断熱材の中ではポリスチレンフォームまたはポリウレタンフォームが優位的な立場を保ってきています。しかしながら可燃性と燃焼時の毒性の問題により、前者は徐々に置き換えが進んでいます。後者は優れた断熱効果にも関わらず耐火性の低さから頻繁に火災を起こしています。

2011年3月14日に中華人民共和国公安部は民間建設の外壁用断熱材の耐火性に関する通知を出し、Aグレードの耐火性を要求しました。これによりポリウレタンフォームの外壁材への利用が制限され、Aグレードの耐火性を持つフェノール系フォームといった有機材料の利用が急成長しました。

2011年には中国に置ける外壁向けのフェノール系フォームボードの生産量は510,000万トンとなり2010年の水準の8倍になりました。その影響で新興のLions Group, Xiamen Goot Advanced Material Co., Ltd. そしてChengdu Longsheng Science & Technology Co., Ltd. といった企業が新しく生まれました。

それとは対照的に多くの無機断熱材はAグレードの耐火性を持っています。現在の中国市場で最も広範に用いられている材料はロックウール、ケイ酸アルミニウム等です。環境に優しく省エネ効果の高い建築材料として、ロックウール、ガラスウール等の汚染物質は制約に見回られています。その一方ケイ酸アルミニウム繊維や気泡コンクリート、発泡ガラスといった新素材は幅広く採用が進んでいます。

ケイ酸アルミニウム繊維はセラミックファイバーとも言われ、中国では急速に広まっており、2011年の生産量は500,000トンを超過しました。中国首位の企業はShandong Luyang Share です。

ビル用の省エネ材料として、気泡コンクリートが中国では最も人気のある製品とみられています。2011年には関連メーカー数が1,300を超過し生産量も1,000万立法メートルに達しています。

市場調査レポート: 中国の断熱材産業レポート
China Thermal Insulation Material Industry Report, 2012
http://www.gii.co.jp/report/rinc253489-china-thermal-insulation-material-industry-report.html
出版日: 2012年10月01日
発行: ResearchInChina

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中国の断熱材産業レポート

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