三井住友海上あいおい生命保険、MS&ADシステムズが、「Oracle Exadata X4」と「Oracle ZFS Storage ZS3」で契約業務管理システムを刷新
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ)は本日、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上あいおい生命保険株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:佐々木 静)およびMS&ADシステムズ株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:山内 憲二)が、生命保険の契約業務管理システムの稼働基盤刷新に向け、オラクルの高速データベース・マシン最新版「Oracle Exadata Database Machine X4(以下Oracle Exadata X4)」を採用したことを発表します。また、「Oracle Exadata X4」のバックアップ基盤としてオラクルの統合ストレージ製品最新版「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズの導入を決定しました。「Oracle Exadata X4」の採用は、国内金融業として初めてとなります。
三井住友海上あいおい生命保険は、2013年12月末時点で250万件の契約数を有する生命保険会社です。MS&ADシステムズは、同社の保険システム全般の構築・運用を担っています。三井住友海上あいおい生命保険は、今後、大幅な契約数の増加を見込むとともに、医療保険や介護保険などの第三分野保険の拡充にともなう業務量の増大を想定しています。両社はこのたび、契約に関連する紙の文書をすべて画像として電子化し、事務処理プロセスを効率的にシステム上で完結できる「イメージワークフローシステム」の刷新において、今後の業務処理量の急激な拡大に対応できる高い性能と拡張性を有する「Oracle Exadata X4」と「Oracle ZFS Storage ZS3」を採用しました。
三井住友海上あいおい生命保険およびMS&ADシステムズは契約業務管理システム刷新において、「Oracle Exadata X4」のデータベース基盤、そのバックアップ基盤としての「Oracle ZFS Storage ZS3」の以下の特長を評価し、採用を決定しました。
-新契約高の伸びや新業務の追加に対応し、安定的に高品質な運用を実現できる高い性能と拡張性
-物理障害および論理障害の二重障害にも耐えうる耐障害性と高可用性
-ハードウェアとソフトウェアが最適化された事前構成済みのエンジニアド・システムにより、容易な設計およびチューニングを実現
-「Oracle ZFS Storage ZS3」で最大3.4PB(ペタバイト)まで拡張可能なバックアップ基盤を高いコスト効果で構築でき、業務量増大にともない増え続けるファイル量に対応可能
-「Oracle ZFS Storage ZS3」の分析ツール「DTrace Analytics」を使ったリアルタイム解析による運用効率の改善
三井住友海上あいおい生命保険およびMS&ADシステムズは、業務の継続性を重視し、健全な生命保険事業の運営を追求するため、耐障害性が求められるサーバーはすべて冗長化・分散化の構成をとることで高い信頼性を確保しています。そのため、データベース・サーバーの物理的な故障、障害、エラー、破損などから企業データを保護する「Oracle Active Data Guard」、複数サーバーで1つのデータベースを構築し耐障害性を確保する「Oracle Real Application Clusters」、データベースのリアルタイム同期により、データベースの論理障害時でも速やかな切替を可能にする「Oracle GoldenGate」を合わせて導入します。
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社
広報室 坂元・谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。