世界の石油・ガス設備投資額が2013年には1兆2010億米ドルに増加の見込み

2013-01-28 16:30
株式会社グローバルインフォメーション

株式会社グローバル インフォメーションは、GlobalDataが発行した報告書「Oil & Gas Capital Expenditure Outlook 2013 (世界の石油・ガス設備投資の見通し)」の販売を開始しました。

世界的に設備投資額が途切れること無く増加し続けているのにはいくつかの理由があります。2012年には原油の国際価格がずっと80米ドル以上(ウェスト・テキサス・インターミディエイト価格)に高止まりしており、このため石油・ガス会社は、莫大な資本を要する深海底や超深海底など困難な環境下での探査および生産プロジェクトに積極的に投資することができるのです。世界の原油価格の好条件がなかったら、こういったプロジェクトは経済的に実現不可能だったでしょう。さらに、原油や天然ガスに対する需要が高いことも、オイルサンドやタイトオイル、シェールガス、オイルシェール、またコールベッドメタン(CBM)など、非在来型の石油・ガス開発を石油・ガス会社に促すものとなっています。

国営系石油会社が2013年における世界の石油・ガス設備投資総額の内の50.9%を占めるものと見られます。総合的石油会社(IOC)がこれに次いで33.2%のシェアを占め、独立系石油会社が15.9%のシェアでこれに続きます。

設備投資額の対前年比増加率を見てみると、独立系石油会社が抜きんでており、推定で19.6%の増加率となります。国営系石油会社がこれに続いて設備投資額の対前年比でおよそ17.8%の増加率となり、また総合的石油会社では設備投資額の対前年比は大体11.6%の増加率となる見込みです。

財務的に極めて安定であり、国からの支援があり、また投資資金も手に入ることで、国営系石油会社の投資の確かさが高まり、このため国営系石油会社は全世界で石油およびガスのプロジェクトに大きな投資を続けて行くものと予測されます。リスクを嫌う独立系石油会社でも大きく設備投資が伸びる見通しであるということは、市場が強い自信を持っており、また将来見通しも明るいということを意味します。

世界の石油・ガス探査および生産分野での設備投資は2013年には対前年比で18.7%の伸びを示すと予測されます。設備投資額としては2012年の7163億米ドルから、2013年には8505億米ドルに増大することになります。探査および生産向けの設備投資額が伸びるのは、石油・ガス会社が深海底や超深海底の調査と開発の取り組みを増大させていることによります。これに加えて、石油およびガスに対して高い需要見通しが立つことで、2013年には上流の設備投資も拡大する見込みです。

市場調査レポート: 世界の石油・ガス設備投資の見通し
Oil & Gas Capital Expenditure Outlook 2013
http://www.gii.co.jp/report/gd166974-oil.html
出版日:2013年01月07日
発行:GlobalData

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