米ソノマ州立大の好奇心研究者が初来日  AI時代の教育・人材育成をテーマに東京・静岡で講演

“子どもの主体性”から“社員が自ら考え動き出す組織づくり”まで 好奇心の力を科学で紐解く

2026-09-29 09:30
一般社団法人 日本アート教育振興会

一般社団法人 日本アート教育振興会(JEARA)は、米国ソノマ州立大学(Sonoma State University)Hutchins School of Liberal Studies 学科長 兼 認知・発達科学教授のWendy L. Ostroff(ウェンディ・L・オストロフ)博士を日本に招き、2026年10月27日から31日にかけて、東京・静岡の3会場で特別セミナーを開催します。

ウェンディ博士のセミナー開催

ウェンディ博士のセミナー開催

今回のテーマは、「AI時代における好奇心の重要性」。

東京では保護者・教育者を対象に、子どもの「驚き」「発見」「問い」が、どのように主体的な学びや行動へとつながっていくのかを考えます。

静岡県裾野市では、企業の人材育成担当者などを対象に、社員が自ら問いを持ち、考え、行動する組織づくりにおいて「好奇心」がどのような役割を果たすのかを取り上げます。

教育と企業という異なる領域を横断しながら、人が自ら学び、動き出す原動力としての「好奇心」を、発達心理学・認知科学の視点から考える3日間です。

◆AIが「答え」を出す時代に、人間には何が求められるのか
生成AIをはじめとしたテクノロジーの急速な発展によって、情報を検索し、整理し、一定の答えを導き出すことは、これまで以上に容易になっています。

そのような時代に、教育や人材育成では何を大切にすべきなのでしょうか。
わたしたち日本アート教育振興会が注目しているのが、Curiosity―好奇心です。

「なぜだろう?」
「もっと知りたい」
「やってみたい」

そんな内側から生まれる興味を起点に、自分で問いを持ち、探索し、試し、新しい発見へとつなげていく。

好奇心は、子どもが主体的に学ぶためだけでなく、大人が変化の大きな社会の中で、自ら考え、新しい可能性を見つけ、行動するためにも重要な力です。

今回来日するWendy L. Ostroff(ウェンディ・L・オストロフ)博士は、長年にわたり、子どもの発達、認知、学習、好奇心などを研究してきました。

今回の来日では、その研究と教育実践をもとに、日本の保護者、教育者、企業関係者とともに、AI時代における「人間の学び」と「好奇心」の意味を考えます。

◆開催概要◆

東京・麻布十番

AI時代の教育は、「好奇心」から始まる
―「驚き・発見・行動」が、子どもの主体性を生む―

日時   :2026年10月27日(火)15:00~16:00
会場   :麻布十番「偶然劇場」
対象   :保護者、教育関係者など
定員   :20名
一般参加費:4,500円(税込4,950円)

AIによって「正解を得る」ことがこれまで以上に簡単になる中、子どもたちにはどのような学びが必要なのでしょうか。
本セミナーでは、子どもの中に生まれる「驚き」や「発見」が、どのように「なぜ?」という問いにつながり、探索や行動へと発展していくのかを、Wendy博士の研究・実践をもとに発達心理学・認知科学の知見を交えて紐解きます。
保護者や教育者が、子どもに何かを「教える」だけではなく、子ども自身が学び始める環境をどうつくるかが大きなテーマです。
大人が答えを与えるだけではなく、子ども自身が世界に興味を持ち、自ら学び始めるために、家庭や教育現場では何ができるのか。
参加者との対話も交えながら、子どもの好奇心と主体性を育む環境づくりについて考えます。

東京・菅生学園

AI時代の教育は、「好奇心」から始まる
―「驚き・発見・行動」が、子どもの主体性を生む―

日時   :2026年10月28日(水)10:45~11:45
会場   :菅生学園(東京都あきる野市)
対象   :保護者、教育関係者など
定員   :100名
一般参加費:4,500円(税込4,950円)
※東京・麻布十番でのセミナーと同内容になります。

静岡県・裾野市

社員が自ら考え、動き出す組織へ
― AI時代の人材育成を変える「好奇心」の力 ―

日時   :2026年10月31日(土)14:00~15:00
会場   :地球人村(静岡県裾野市)
対象   :企業の人材育成・人事担当者、教育関係者、
      教育委員会関係者、保護者など
定員   :30名 ※企業関係者優先
一般参加費:4,500円(税込4,950円)

好奇心は、子どもだけに必要なものではありません。
変化が激しく、過去の成功パターンだけでは答えを導き出せない時代に、企業でも重要になるのが、

「なぜだろう?」と問いを持つこと。
新しい可能性に興味を持つこと。
試してみること。
そして、自ら行動すること。

です。

一方で組織の中では、

「失敗したらどうしよう」
「余計なことはしないほうがいい」
「これまで通りにやったほうが安全だ」

といった意識によって、本来人が持っている好奇心や主体性が発揮されにくくなることもあります。

本セミナーでは、Wendy博士の研究・実践をもとに、「人が自ら考え、動き出す環境とは何か」を考えます。
AI時代の人材育成、組織づくり、主体性、イノベーションを考える企業担当者にとっても、新たな視点を得る機会となります。

◆Wendy L. Ostroff博士 プロフィール◆
Wendy L. Ostroff, Ph.D.
ウェンディ・L・オストロフ博士

米国ソノマ州立大学(Sonoma State University)
Hutchins School of Liberal Studies 学科長 兼 認知・発達科学教授。

発達心理学・認知科学を専門とし、子どもが「なぜ知りたいと思うのか」「好奇心がどのように学習や主体性につながるのか」を、科学的知見と教育実践の双方から研究している。
長年にわたり、好奇心、注意、記憶、認知、モチベーション、メタ認知など、「人はどのように学ぶのか」というテーマを研究。発達心理学や認知科学の研究成果を、教師や保護者が実際の教育現場で活用できる形へと橋渡しする研究・教育に取り組んでいる。
ASCD、Learning & the Brain Conference、NAEYC(全米幼児教育協会)などの教育カンファレンスで講演やワークショップを行い、好奇心、子どもの発達、認知科学、教育などをテーマに、教育者へ向けた発信を続けている。
さらに、米国コネチカット州のSlate School Advisory Councilにも名を連ね、好奇心・創造性・探究を重視した教育づくりに関わっている。
「人間は、どのように学ぶのか」――その根源的な問いを科学的に探究し、その知見を実際の教育現場へとつなげてきた研究者・教育者である。

ウェンディ博士

ウェンディ博士

◆日本アート教育振興会とウェンディ博士の取り組み◆
一般社団法人 日本アート教育振興会(JEARA) は、対話・アート・探究などを通じて、人が自ら考え、学び、成長していくための教育プログラムを開発・提供しています。
日本アート教育振興会では、AIが急速に進化するこれからの社会において、「何を知っているか」だけではなく、

自ら興味を持つ。
問いを生み出す。
探索する。
試してみる。
そして行動する。

という力が、これまで以上に重要になると考えています。
その考えから、好奇心と学習について長年研究・実践を続けるウェンディ博士と交流を重ね、日本の保護者・教育者に向けた、好奇心をテーマとする教育プログラムの共同開発にも取り組んできました。

今回の来日は、そうした取り組みをさらに広げ、日本の教育現場や家庭、企業など、領域を越えて、

「人の好奇心をどのように育てるのか」
「人が自ら考え、動き出す環境をどうつくるのか」

を考える機会として企画しました。

◆「答え」ではなく、「問い」が生まれる社会へ◆
AIの進化によって、「答えを出すこと」そのものの価値は、大きく変化しつつあります。

だからこそ、これから改めて重要になるのは、

何に驚くのか。
何を面白いと思うのか。
何に疑問を持つのか。
どんな問いを生み出すのか。
そして、その問いから何を始めるのか。

という、人間の内側から生まれる力ではないでしょうか。

今回のウェンディ博士の来日を通じて、子どもの教育だけでなく、大人の学び、そして企業の人材育成まで含めた、「好奇心から始まる学び」について社会に問いかけます。

主催者

共同開催

一般社団法人 日本アート教育振興会(JEARA)
株式会社 地球人村

法人概要

法人名 : 一般社団法人 日本アート教育振興会
略称  : JEARA
所在地 : 神奈川県横浜市西区高島1丁目2-5 横濱ゲートタワー 3F
代表者 : 三尾 洋介
事業内容: 教育プログラムの開発・提供、教育者育成、講座・セミナーの企画運営等
法人HP : https://jeara.jp