a flood of circle、初武道館翌日に古巣下北沢SHELTERで灼熱のワンマン敢行

2026-05-22 21:00
株式会社テイチクエンタテインメント

a flood of circleが、5月7日に東京・下北沢SHELTERで『a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 下北沢SHELTER』を開催した。

同ライブは、前日6日に行われた初の東京・日本武道館公演『a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館』のアンコールで急きょ発表。その熱気冷めやらぬままの小キャパ公演に、熾烈なチケット争奪戦を勝ち抜いた250名の観客が集まった。

武道館よりさらにギリギリの開演5分前にバックヤードへと到着した佐々木亮介(Vo, Gt)は、トレードマークのライダースを羽織るなり即ステージへ。肩慣らしにギターを弾いているところに渡邊一丘(Dr)、HISAYO(Ba)、アオキテツ(Gt)が合流し、原点の一曲「ブラックバード」をかき鳴らす。
続くメロウなギターリフがいざなった「Honey Moon Song」の時点で佐々木のほほには汗が伝い、若かりし頃に必死にもがいた故郷のようなライブハウスの密室感と親密感の中で奏でた「花降る空に不滅の歌を」でも、すさまじいボルテージが充満。
昨夜の武道館で初披露された新曲「ロックンロール」では、20年転がり続けた今もなお、消えることはないロックンロールという炎が人生を突き動かすと訴えかける。

昨日は8000人の前で叫び、今宵は250人と対峙する。でも、やることは何ら変わらないと言わんばかりに、バンドの正念場に生まれた渾身の「花」や、「俺の夢は武道館じゃなくて、武道館の次の日にSHELTERでやることだから」という佐々木の粋な一言から始まった「月夜の道を俺が行く」と立て続け、武道館への思いをつづった「夜空に架かる虹」では、歌詞の一節を〈5月7日 SHELTER 目を開けて夢を見ている〉と更新。魂の震えるような大合唱が巻き起こる。

テツの高速カッティングがソリッドに空を切り裂くアンセム「シーガル」を経由し、「プシケ」では曲間で「2026年5月7日、下北沢SHELTERにお集まりの親愛なる皆さんに、俺の大事なメンバーを紹介します」と、ライブではおなじみの佐々木からのメンバー紹介も。
当時、はるかかなたの大舞台を夢見て放たれたであろう口上が、願いをかなえて再びこの地で述べられたのは、エモーショナル以外の何物でもない。〈こんな日がどうせ来るってわかってた〉という「虫けらの詩」の冒頭も、まるで自身の音楽人生をかけて成し遂げた伏線回収のように響く。

その後も、「ゴールド・ディガーズ」、「Rollers Anthem」、「北極星のメロディー」、「マイ・モーターサイクル・ダイアリーズ」と矢継ぎ早に畳み掛け、漫画『ふつうの軽音部』の作中で取り上げられたことが思わぬ追い風となった「理由なき反抗 (The Rebel Age)」では、佐々木が客席へダイブ!
熱量に熱量を重ね一切減速することのないアッパーなロックナンバーの連続で、気付いてみれば、前夜の日本武道館のセットリストを後ろからさかのぼった曲順というのもニクい。それを佐々木の一挙手一投足から察知したメンバーの対応力はさすがで、予定調和なしのヒリヒリするようなライブをし続けた日々のたまものか。

20年の道のりをたどる楽曲群は圧巻で、他にも〈君を連れてく 約束の地へ〉というフレーズを現実にした鳥肌モノの「New Tribe」や、佐々木が「俺の友達と作った歌」と告げたUNISON SQUARE GARDENの田淵智也(Ba)との共作曲「ミッドナイト・クローラー」を届けたところで、今度は佐々木が超満員のフロアにマイクスタンドを立て、「東京都歌舞伎町からやって参りました、a flood of circleです」と「The Beautiful Monkeys」へ突入!
途中でギターをオーディエンスに預け、もみくちゃになりながらドリンクカウンターでビールを注文し歌い続ける佐々木に対して、「Dancing Zombiez」ではHISAYOがベースを置き、髪を振り乱しダンスするという何ともレアなシーンも。

日本武道館の翌日に、下北沢SHELTERでライブをする。活動初期から明言していた約束を果たした灼熱のワンマンを締めくくったのは、「伝説の夜を君と」。最後に、〈ピークのようで始まりに過ぎない夜を 伝説の夜を 今夜も君と〉と歌った、有言実行のa flood of circleによる、完全燃焼の全30曲だった。

なお、a flood of circleのYouTube公式チャンネルで同時生配信されたこの日のライブの模様は、5月31日(日)23:59までアーカイブ視聴可。
今後のa flood of circleは、ファンクラブ限定イベント『Black Magic Fun Fun Night 4』を6月18日(木)に東京・東京キネマ倶楽部、25日(木)に大阪・Music Club JANUSで実施。
これまでのキャリアを網羅したベストアルバム『革命未遂の蝶が見る夢』を8月にリリース予定で、同作を携えた全国34公演の『a flood of circle TOUR 革命未遂の蝶が見る夢』を、8月26日(水)の千葉・千葉LOOKよりスタート。ツアーは2027年1月30日(土)・31日(日)の沖縄・Outputまで展開される。

取材・文:奥“ボウイ”昌史
撮影:新保勇樹

■リリース情報

ベストアルバム「革命未遂の蝶が見る夢」
2026年8月発売予定

■ライブ情報

・FCツアー
“Black Magic Fun Fun Night 4”
6月18日(木) 東京キネマ倶楽部
6月25日(木) 大阪Music Club JANUS
チケット代:¥4,800
チケット:https://afloodofcircle.com/1/login/
※〜5月31日(日)23:59

・アルバムリリースツアー
“a flood of circle TOUR 革命未遂の蝶が見る夢”
【2026年】
8月26日(水) 千葉 LOOK
8月28日(金) 渋谷 CLUB QUATTRO
9月10日(木) 小倉 FUSE
9月11日(金) 大分 club SPOT
9月13日(日) 鹿児島 SR HALL
9月15日(火) 神戸 太陽と虎
9月20日(日) 福山 Cable
9月23日(水・祝) 浜松 窓枠
10月1日(木) いわき club SONIC
10月3日(土) 八戸 ROXX
10月4日(日) 秋田 SWINDLE
10月14日(水) 高松 DIME
10月16日(金) 奈良 NEVERLAND
10月17日(土) 京都 磔磔
10月22日(木) 札幌 Bessie Hall
10月23日(金) 旭川 CASINO DRIVE
10月25日(日) 函館 ARARA
10月29日(木) 金沢 vanvanV4
10月30日(金) 新潟 GOLDEN PIGS RED
11月1日(日) 長野 J
11月6日(金) 仙台 darwin
11月12日(木) 横浜 F.A.D
11月19日(木) 松山 Wstudio RED
11月21日(土) 高知X-pt.
12月2日(水) 四日市 CLUB CHAOS
12月4日(金) 岡山 PEPPERLAND
12月5日(土) 米子 AZTiC laughs
12月18日(金) 広島SECOND CRUTCH
12月20日(日) 福岡BEAT STATION
【2027年】
1月15日(金) 大阪BIGCAT
1月17日(日) 名古屋THE BOTTOM LINE
1月24日(日) 豊洲PIT
【EXTRA TOUR】
1月30日(土) 沖縄OutPut
1月31日(日) 沖縄OutPut
※チケット:FC先行期間 〜6月7日(日)23:59
https://afloodofcircle.com/1/login/

■アーティスト情報

http://www.afloodofcircle.com/
https://www.instagram.com/a_flood_of_circle_official
https://x.com/afoc_official
https://youtube.com/@afoc_official