中小企業とデザイナーの共創で、未来のビジネスを拓く  東京都の超実践型『デザイン経営スクール』 第7期受講生の公募開始!

2026-06-25 11:15
公益財団法人東京都中小企業振興公社

「経営とデザインの新しい関係」を育んできた『デザイン経営スクール』(主催:公益財団法人東京都中小企業振興公社、以下「公社」)。好評につき、第7期の開催が決定、受講する中小企業とデザイナーの公募を開始いたします。
本スクールは、中小企業とデザイナーがタッグを組み、全10回のプログラムを通じて試行錯誤を重ねながら、経営者とデザイナーが「指示する・される関係」から「共に考え、共に創るパートナー」へと進化することを目指す、実践型のスクールです。
募集締切は2026年7月17日(金)を予定。詳細は公社ホームページにて公開します。

『デザイン経営スクール』受講生募集

『デザイン経営スクール』受講生募集

本件のポイント

・関係性の変革
単にプランを競う場ではない。全10回・約4ヶ月を通じ、中小企業とデザイナーが「指示する・される関係」から「共に考え、共に創るパートナー」へと変わる超実践型スクール

・確かな実績
2020年の立ち上げ以来、6期にわたり120名以上の受講生(中小企業・デザイナー)を輩出。企業の強みを引き出し、「実践を見据えた具体的なビジネスプランの構築」を目指す信頼のプログラム

・修了後の継続支援
スクール終了がゴールではない。修了生同士が繋がり続ける活発なコミュニティに加え、公社による継続的なビジネスサポート体制で、描いたプランの実装をバックアップ

詳細URL: https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/design/school.html

本プログラムの3つの特徴

本スクールでは、単なる座学の学びにとどまらず、中小企業とデザイナーがフラットな立場で協働し、下記3つのプロセスを通じて自社の“これから”をビジネスプランという形に落とし込んでいきます。

  1. 自社らしさを見つめ直す【アイデンティティの再発見】
    企業のDNAや独自の強みを徹底的に掘り下げ、新しい価値を生み出すための核を確立します。
  1. 顧客や社会のニーズを捉える【ビジネスチャンスの創出】
    変化する市場や社会の課題に目を向け、ユーザー視点で独自のビジネスアイデアを検証・構築します。
  1. 共に挑戦できる仲間をつくる【未来へ続くパートナーシップ】
    4ヶ月間の濃密な共創を通じ、スクール期間中だけでなく、未来を共に語り合える強固な信頼関係を築きます。

なぜ、経営者とデザイナーの「関係」を変えるのか?

本スクールが目指すのは、経営者とデザイナーが「下請け・発注」の関係を脱し、「共に考え、共に創るパートナー」へと変わることです。変化の激しい現代、中小企業が独自の価値を生み出すには、デザイナーを「経営の並走者」として取り入れ、共創に取り組むことが不可欠です。公社は、都内中小企業の競争力強化の基盤づくりとして、この新しい接点創出に取り組んでいます。

「超実践型」と呼ばれる理由とプログラムの特徴

本スクールは、完成度の高いプランを競う座学の場ではありません。全10回のプログラムを通じて、実際の経営課題をテーマに試行錯誤を重ねる「超実践型」が特徴です。具体的には、自社の強みを見つめなおす「グループワーク」、経営者とデザイナーが2人3脚でアイデア創出を行う「ペアワーク」、プロからの鋭い指摘を受け、アイデアを検証する「スパーリング」へと進み、最終的には事業化へ向けた取り組みを発表する「プレゼンテーション」へと落とし込みます。
さらに、スクールで得た気づきを一時的な学びで終わらせないために、公社の各種ハンズオン支援や助成金等の支援策と連携。修了後も具体的な行動や成果へとシームレスにつなげる環境を整えています。

昨年度第6期の講義より

スクールの様子1:事業者の強みを見つめなおし、存在意義を深掘りするグループワーク

スクールの様子1:事業者の強みを見つめなおし、存在意義を深掘りするグループワーク

スクールの様子2:デザイナーと事業者がチームとなり、アイデアを磨き上げていくペアワーク

スクールの様子2:デザイナーと事業者がチームとなり、アイデアを磨き上げていくペアワーク

スクールの様子3:DEMO DAYでは、プロトタイプや構想パネルを展示、フィードバックを受ける

スクールの様子3:DEMO DAYでは、プロトタイプや構想パネルを展示、フィードバックを受ける

これまでのスクール修了生の中には、同期のペアやチームにとどまらず、期を超えてつながったメンバーで事業化に取り組んでいるケースもあり、修了後も共創が続いています。

事例1)
特殊塗料メーカーが開発した生きたコケでできた塗料「コケヌル」
日研株式会社×株式会社ナリカタデザイン相談室

特殊塗料メーカーが開発した生きたコケでできた塗料「コケヌル」 日研株式会社×株式会社ナリカタデザイン相談室

特殊塗料メーカーが開発した生きたコケでできた塗料「コケヌル」 日研株式会社×株式会社ナリカタデザイン相談室

事例2)
デザイナーとともに段ボールの可能性を追求したギフトボックス「BIX」
田中紙業株式会社×soell株式会社

デザイナーとともに段ボールの可能性を追求したギフトボックス「BIX」 田中紙業株式会社×soell株式会社

デザイナーとともに段ボールの可能性を追求したギフトボックス「BIX」 田中紙業株式会社×soell株式会社

事例3)
金属加工事業者がデザイナーと考案した身に着ける言葉のお守り「言刻 -KOTOTOKI-」
株式会社ミューテック35×株式会社レベルフォーデザイン

金属加工事業者がデザイナーと考案した身に着ける言葉のお守り「言刻 -KOTOTOKI-」 株式会社ミューテック35×株式会社レベルフォーデザイン

金属加工事業者がデザイナーと考案した身に着ける言葉のお守り「言刻 -KOTOTOKI-」 株式会社ミューテック35×株式会社レベルフォーデザイン

デザイン経営スクールが目指すこと

「中小企業の経営にもっとデザインを!!」
公社は、東京都と連携しながら都内中小企業の経営力強化を掲げ、幅広いサービスを提供する公的支援期間です( https://www.tokyo-kosha.or.jp )。
2018年に経済産業省・特許庁が提唱した「『デザイン経営』宣言」以降、デザインは経営戦略そのものとして位置づけられています。しかし、社内にデザイン人材を持たない多くの中小企業にとって、その実践は容易ではありません。
本スクールは、単なるノウハウの伝達にとどまらず、経営者とデザイナーが「下請け・発注」の関係を脱し、「共に考え、共に創るパートナー」へと変革する場と位置付けています。変化の激しい現代市場において、独自の価値(イノベーション)を創出するには、デザイナーを「経営の並走者」として迎え入れる共創プロセスが不可欠です。公社は東京都と連携し、都内中小企業がデザイナーとの新たな接点を通じて競争力の基盤を構築し、持続的な成長を遂げられるよう、本スクールを通じて丁寧に支援してまいります。

第7期プログラムの特徴

  1. 確実な成果へ導く「4つのフェーズ」によるステップアップ
    全10回のカリキュラムを「自己理解・存在意義の深掘り(F1)」「アイデア創出・マーケット検証(F2)」「壁打ち・概念実証(F3)」「事業構想・最終発表(F4)」の4つのフェーズに明確化。受講生が迷わず、段階的に確実なステップアップを図れる構造へと見直しました。
  1. DAY1からの「ぶれないゴール設定」
    初回(DAY1)からデザイン経営の本質的な考え方を深く学び、参加者全員が共通認識を持ちます。プログラムのスタート地点で自社の確固たるゴール(存在意義)を設定することで、その後のブレない軸を確立します。
  1. 少数精鋭のメイン講師陣と、プロの視点に触れる「DAY6の外部講師」
    総合監修・清水覚氏、共同監修・杉谷昌彦氏を中心にメイン講師を5名に絞り、各領域の専門家が受講生一人ひとりに寄り添う丁寧な指導体制を構築。さらにプログラム中盤には、これまでの学びを机上の空論で終わらせない「2日間の刺激的な実践機会」を設けています。

●DAY6(壁打ち)
複数の外部講師を招き、プロの視点から個別フィードバックを受ける「壁打ち」を実施。アイデアをビジネスレベルまで徹底的に磨き上げます。

●DAY7(DEMO DAY)
一般の来場者を招き、プロトタイプや構想パネルを展示発表。市場の生の声やリアルな反応に触れ、提供価値をダイレクトに検証します。

  1. インストラクターから「メンター」へ、ペアワーク伴走の強化
    従来のインストラクター制度を「メンター制度」へと刷新。修了生であるデザイナーや専門家が各チームのペアワークに深くコミットし、メンターとして精神的・技術的なフォローアップを徹底することで、共創の質を最大化します。

開催概要・募集要項

〈対象企業〉
(1) 東京都内に事業所を有する中小企業者(※)
(2) 中小企業との協働を希望するデザイナー(東京都に限定しません)
※中小企業基本法で定める中小企業であること

〈受講対象者・定員〉
(1)中小企業者 10社
(2)デザイナー 10社

〈受講期間〉
2026年8月25日(火)~12月15日(火)(全10日間)13:00~17:00

〈受講料〉
50,000円(税込) 1社につき2名まで受講可

〈実施方法〉
リアル研修方式(会場はJR秋葉原駅周辺)

〈募集期間〉
2026年6月10日(水)~7月17日(金)

お申込みから受講・修了までの流れ

https://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/2606/0008.html

申込フォーム

中小企業用        : https://forms.gle/NAiaUNjfaP25QvKU9
デザイナー・クリエイター用: https://forms.gle/VB9m4zVGt9muvUDz6

その他、詳細・お申込みは下記ページをご確認ください。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/design/school.html

もう少し、スクールについて知りたい、という方は…

2026年7月6日(月)に無料のプレセミナー&相談会を開催します。パンフレットやHPだけでは伝わりにくい受講のメリットを具体的に説明しながら、修了生のリアルなメッセージもお伝えします。
企業経営者を対象としたテーマですが、デザイナーの方でも歓迎です。オンラインでも会場でも参加いただけるハイブリッド形式での開催です。

日時     : 2026年7月6日(月)13:00~15:30
テーマ    : 「価格競争」から「価値創造」へ
         デザインの力で、「価値」で選ばれる会社の作り方
リアル会場  : 東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎1階大会議室
         (千代田区・秋葉原)
詳細・お申込み: https://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/2607/0009.html