マジックソフトウェア・エンタープライゼス | 2024年度 第4四半期および通期決算を発表
~ 売上高・営業利益ともに堅調に成長、グローバル需要を着実に獲得 ~
マジックソフトウェア・エンタープライゼス(NASDAQおよびTASE: MGIC)は、2024年12月期の第4四半期および通期の決算を発表しました。グローバル経済の不透明感が続く中、当社はクラウド、データ統合、ローコード開発といった注力分野において安定した成長を実現し、収益性の向上と堅実なキャッシュフローを確保しました。
2024年 第4四半期 業績(2024年10月~12月)
・売上高:1億4,260万ドル(前年同期比 +13.6%)
・営業利益:1,670万ドル(+28.6%)
・非GAAP営業利益:1,880万ドル(+6.1%)
・純利益:1,060万ドル(+25.2%)
・非GAAP純利益:1,150万ドル(▲0.5%)
2024年 通期 業績(2024年1月~12月)
・売上高:5億5,250万ドル(前年比 +3.3%)
・営業利益:6,120万ドル(+7.2%)
・非GAAP営業利益:7,360万ドル(+2.5%)
・純利益:3,690万ドル(▲0.4%)
・非GAAP純利益:4,570万ドル(▲5.7%)
・営業活動によるキャッシュフロー:7,470万ドル(前年比 +8.3%)
・現金および現金等価物:1億1,280万ドル(2024年12月末時点)
CEOコメント:ガイ・バーンスタイン (Magic Software Enterprises CEO)
2024年度を通じて、私たちは不確実なマクロ経済環境の中でも、安定した成長を維持することができました。特に第4四半期は、戦略的な顧客との関係強化、新規案件の獲得、そしてクラウドおよびデジタル変革の分野での高い需要に支えられ、力強い成果を収めることができました。
Magic Softwareの強みは、複雑なIT環境にも迅速に適応し、お客様の多様な業務要件にフィットする柔軟なソリューションを提供できる点にあります。ローコード開発、データ統合、自動化といった分野での技術的優位性は、今後の市場拡大において重要な差別化要因となるでしょう。
2025年も、製品ポートフォリオの強化とともに、既存顧客との関係を深め、新規市場の開拓に取り組んでまいります。特に、アジア太平洋地域を含む戦略的市場においては、現地パートナーとの連携を通じてより多くの企業にMagicの価値を届けていく予定です。
私たちは、お客様のIT投資が最大の効果を生むよう、革新的かつ持続可能なテクノロジーを提供し続けることをお約束します。
2025年度 見通しと戦略
マジックソフトウェア・エンタープライゼスでは、2025年の年間収益ガイダンスを5億9,300万ドルから6億300万ドル(現在の為替レートに基づく)としています。Magic xpi(データ連携プラットフォーム)やMagic xpa(ローコード開発プラットフォーム)の強化、AI・自動化領域への投資、クラウドネイティブ開発環境の拡充など、さらなる成長を見据えた事業展開を計画しています。
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