日本オラクル、最新フラッシュ・テクノロジーにより「Oracle Database」を高速化するx86サーバー新製品を提供開始
発表の概要
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は本日、最新フラッシュ・テクノロジーを実装し、「Oracle Database」の高速化を実現するx86 サーバー新製品2機種「Oracle Server X5-2」と「Oracle Server X5-2L」 を本日より提供開始したことを発表します。両製品は、フラッシュの高帯域化とプロセッサ・コアおよびメモリを増量することで、仮想マシンの高密度な統合を実現し、企業のプライベート・クラウド環境や、クラウド事業者のInfrastructure as a Service(IaaS)に最適なサーバー基盤を提供します。
発表内容
•「Oracle Server X5-2」と「Oracle Server X5-2L」は、最大18コアの「インテル Xeon プロセッサE5-2600 v3」と24個のメモリ・スロットを搭載しています。前世代の機種と比較して、コア数、メモリ容量ともに50パーセント、メモリ帯域幅も33パーセント増加しています。
•「Oracle Server X5-2」は、クラスタ構成における「Oracle Database」の実行環境や、高密度な仮想化環境に最適なサーバーとして設計されています。「Oracle Server X5-2L」は、信頼性を備えた「Oracle Database」の構成およびストレージ基盤を単一ノードで実現することが可能です。
•両製品には、最新の高帯域フラッシュ・テクノロジー「NVM Express(以下:NVMe)」を採用しています。最大4個のホットスワップ可能なフラッシュ・ドライブが「NVMe」に対応し、従来のフラッシュ・テクノロジーと比較して帯域を2.5倍以上拡張することで、データ処理の遅延が減り、パフォーマンスを向上します。このテクノロジーと、「Oracle Database」 の機能である「Database Smart Flash Cache」*を組み合わせることで、「Oracle Database」をさらに高速化することができます。
*SSDをデータベースのキャッシュとして一時的に保存する機能
•「Oracle Server X5-2」 および「Oracle Server X5-2L」は、より低い消費電力でメモリのパフォーマンスを向上すると同時に、「Oracle Database」 のようなメモリ帯域幅を集約してパフォーマンスを発揮するワークロードにも適しています。
•「Oracle Server X5-2」と「Oracle Server X5-2L」は、最先端のx86サーバーの開発に取り組むオラクルの戦略を実証するものであり、あらゆるクラウド環境を構築するスーパー・クラウド・システムズのサーバー基盤としてだけでなく、単体システムにおいてもオラクルのソフトウェア製品に最適化して設計されています。
•「Oracle Server X5」は追加コストなしに「Oracle Solaris」または「Oracle Linux」を搭載でき、仮想化技術「Oracle VM」も無償で使用可能なため、一体化した導入および運用をサポートします。
「Sun Server X5-2」の詳細
•プロセッサ:インテル Xeon プロセッサE5-2600 v3 最大2個、最大36コア搭載
•最大メモリ:768GBのメモリ搭載
•最大ストレージ容量:9.6TBのディスク、または3.2TBのフラッシュ
•筐体形状:1ユニット、奥行き737ミリメートル
•最小構成価格:664,672円(1プロセッサ搭載時。税抜き)
•写真:https://www.oracle.com/us/assets/oracleserverx5-2-1x-2418973.jpg
•製品サイト:http://www.oracle.com/jp/servers/x86/x5-2/overview/index.html
「Sun Server X5-2L」の詳細
•プロセッサ:インテル Xeon プロセッサE5-2600 v3 最大2個、最大36コア搭載
•最大メモリ:768GBのメモリ搭載
•最大ストレージ容量:50.4TBのディスク、または9.6TBのフラッシュ
•筐体形状:2ユニット、奥行き737ミリメートル
•最小構成価格:758,367円(1プロセッサ搭載時。税抜き)
•写真:https://www.oracle.com/us/assets/oracleserverx5-2l-1x-2418974.jpg
•製品サイト:http://www.oracle.com/jp/servers/x86/x5-2l/overview/index.html
日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目指し、クラウド環境とお客様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計され、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
•Facebook http://www.facebook.com/OracleJP
•Twitter https://twitter.com/Oracle_Japan
オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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