「演奏不可能」とされた音楽の世界初演に、 5年をかけて挑む※当社調べ 増岡太郎が小杉武久『革命のための音楽』を 独自解釈で演奏、9月16日に映像公開

増岡太郎、小杉武久『革命のための音楽』を5年かけて演奏

2026-09-16 09:30
クレドソルプロジェクト合同会社

クレドソルプロジェクト合同会社は、作曲家・演奏家の増岡太郎が、日本の前衛音楽家・小杉武久(1938-2018)の作品『革命のための音楽(Music for Revolution)』を独自の解釈によって演奏し、2026年9月16日にその演奏映像をYouTubeで公開することをお知らせいたします。

演奏者:増岡太郎

演奏者:増岡太郎

本作品は小杉武久が1964年に発表した概念的な作品で、通常の楽譜のように音符や旋律が記されているのではなく、テキストによる極端な指示のみが記された作品として知られています。小杉武久は日本の前衛音楽を代表する作曲家・演奏家の一人で、1960年代にはフルクサスの活動にも参加しました。『革命のための音楽』は、現在も「演奏不可能な作品」として紹介されることの多い作品です。

増岡はこの作品のテキストの指示をそのままに、作品が持つ「演奏不可能性」を「乗り越えるべき壁」として新たに解釈。2021年9月9日に演奏を開始し、5年後となる2026年9月9日に演奏を完了しました。
今回公開する映像は、その5年間にわたる演奏を記録したものです。

『革命のための音楽』は、1964年に小杉武久によって発表された作品です。
小杉武久は、従来の「音を出すこと」を中心とした音楽のあり方を拡張し、行為や時間、空間そのものを作品として扱う前衛音楽の実践で知られています。『革命のための音楽』もその思想を象徴する作品の一つです。
一方で、その極端な指示内容から、実際に演奏することが極めて困難な作品として知られてきました。これまで一般に流通している資料では実演記録が確認されていません。

かのビル・ゲイツは『人類史上の進歩のほとんどは不可能を受け入れなかった人々によって達成された』と述べています。増岡太郎は、不可能と言われた演奏を新たな解釈で解決することで進化の袋小路に陥った現代音楽をさらに進化させるきっかけになればと考え、演奏に取り組みました。

増岡太郎コメント

「この曲はフルクサスという前衛芸術から生まれた作品です。
現代音楽はコンセプトありきで、大衆音楽からかけ離れたものになってしまったように感じることがあります。
無調、微分音や特殊奏法に頼った現代音楽は、抽象絵画だらけになった現代アートにも似ているのかもしれません。
現代アートにハイパーリアリズムが登場し、古来の技法が改めて見直されたように、現代音楽にも一回りして、メロディやハーモニーが見直される流れが出てきてもよいのではないかと考えています。
今回の演奏が、現代音楽とは何か、そして『演奏する』とはどういうことなのかを考えるきっかけになればと思っています。」

演奏者について

増岡太郎

作曲家・チェンバロ奏者。
「作曲家綺羅空心斎」として作曲・音楽活動を行う一方、クレドソルプロジェクト合同会社の代表として、クラシック音楽演奏家を支援する事業や演奏会の主催など、音楽家を取り巻く環境の整備にも取り組んでいます。
今回の『革命のための音楽』の演奏では、既存の解釈にとらわれず、作品そのものを新たな視点から捉え直す試みを行いました。

公開概要

作品名      : 『革命のための音楽(Music for Revolution)』
作曲       : 小杉武久
発表       : 1964年
演奏       : 増岡太郎
演奏開始     : 2021年9月9日
演奏完了     : 2026年9月9日
映像公開     : 2026年9月16日
公開媒体     : YouTube
YouTubeチャンネル: 作曲家-綺羅-T.Masuoka ch
https://www.youtube.com/watch?v=x8VHC2XqyJ0

会社概要

会社名: クレドソルプロジェクト合同会社
所在地: 東京都豊島区南池袋1-26-9 第2MYTビル8階
代表 : 増岡太郎