<調査レポート> 中小個人飲食店の経営実態 最大の悩みは“粗利圧迫と人手不足” 売上を創出するため、業態を越えた「戦略的仕入れ」が加速
株式会社ナゴミヤ(本社:東京都豊島区、代表取締役:中村 光弘)は、和菓子店、洋菓子店、カフェ、キッチンカーなどの全国の中小個人店(N=218店舗)を対象に「今一番困っていること・仕入れをはじめたきっかけ」についてのアンケート調査を2026年1月5日~15日に実施いたしました。

調査結果のトピックス
●最大の悩みは「粗利の圧迫」と「人手不足」:
全体の約4割が「価格高騰による粗利減少」に苦しみ、菓子店では「製造の人手が足りない」ことが最大の課題。
●仕入れの目的は業態で二極化:
菓子店は「製造のアウトソーシング」として、カフェは「ロスを防ぎながら新メニューに挑戦するリスク回避」として活用。
●業態の垣根を越えた「攻めの仕入れ」:
和菓子店が洋菓子を、洋菓子店が和菓子を仕入れて販売するなど、新しいマーケットの獲得を目指す動きが鮮明に。
人口減少とコストプッシュ型インフレが招く「負のスパイラル」
現在、日本全国の中小個人店には人口減少による市場縮小と、コストプッシュ型のインフレという二重の波が押し寄せています。調査の結果、全体のトップ回答は「価格が上がって粗利が出にくい」(N=85)であり、経営を圧迫しています。
特に深刻なのが和・洋菓子店をはじめとする専門店です。これらの業態では「製造の人手が足りない」ことが最大の悩み(N=28)となっており、「人手不足 → 製造能力の低下 → 品薄による売上減少 → さらに製造を縮小」という負のスパイラルに陥るリスクを抱えています。

解決策としての「仕入れ」の戦略
こうした課題に対し、アンケートでは、仕入れのきっかけとして「商品の幅を増やしたかった」という回答が上位に挙がり、多くの店舗が「仕入れ」を戦略的に活用することで状況を打破しようとしています。

- 菓子店セグメント(守りの仕入れ):人手不足を補うため、自社でつくれない分を仕入れ品で補う「製造代行」需要が明確になっています。繁忙期の対応や、省力化を目的とした活用が進んでいます。
- 飲食・移動販売セグメント(攻めの仕入れ):カフェやキッチンカーでは、「小ロット仕入れ」を活用し、リスクを抑えつつ新メニューを導入する「実験的な仕入れ」が主流です。
【注目事例】業態を越えて新しいマーケットを獲得
自社のメインカテゴリーとは異なる商品を戦略的に取り入れ、客層を広げる店舗が増えています。
●和菓子店が「洋菓子」を販売:若年層や洋菓子需要を取り込み、新しいマーケットの売上を獲得。
●洋菓子店が「和菓子」を販売:増加するシニア層へ客層を広げ、客単価を向上させる。
「和洋菓子・デザート・食材卸 なごみや」の想い
日本全国の中小個人店舗がメーカーから直送で仕入れができる会員制の卸売通販「なごみや」では、仕入れる店舗会員も製造するメーカーも登録料や月額費用など無料となっており、中小個人店様にとって、展示会に足を運ぶ時間や手間をかけずに新商品を見つけ、面倒な口座開設の手続不要で1品から取引を開始できるプラットフォームを目指しています。
また、小ロットで手間のかかる営業・受発注対応を当社が担わせていただき、メーカー様には製造に集中していただくことで、小ロットでも魅力ある「中小個人店舗マーケット」をメーカー様と一緒に開拓していくパートナーでありたいと考えております。
調査概要
調査方法 :ネットアンケート調査
調査期間 :2026年1月5日~15日
有効回答者数 :なごみや会員 218店舗
回答者の業態別割合:円グラフ参照

会社概要
商号 : 株式会社ナゴミヤ
代表者 : 代表取締役 中村 光弘
所在地 : 〒170-0013 東京都豊島区東池袋5-7-4-2F
事業内容: 菓子・デザート・食材卸
URL : 和洋菓子・デザート・食材卸 NAGOMIYA(なごみや)
https://wagashi-biz.jp/