GfKジャパン調べ:2017-2018年シーズンにおける乗用車用冬タイヤの販売初動
初動は駆け込み需要で前年比1.6倍
2017-10-13 17:15
GfK ジャパン(所在地:東京都中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットにおける乗用車用冬タイヤの販売動向*1 を発表した。
概要
・値上げ前の特需により冬タイヤ商戦の初動(8月第1週~9月第4週)における販売本数は前年の1.6倍。
・値上げ直前の8月第4週では前年の4.5倍を記録。
今季の冬タイヤ商戦初動と昨年の降雪予報の影響
2017-18年シーズンの冬タイヤ商戦は例年より早い立ち上がりとなった。夏タイヤに続き、冬タイヤの小売り価格も9月に引き上げられることになり、駆け込み需要が発生したためである。冬タイヤの販売本数は価格引き上げ直前の8月第4週(8月28日~9月3日)には前年の4.5倍となり、8月第1週から9月第4週までの累計(8月7日~10月1日)としても前年の1.6倍となった(図1)。ただ、この特需は需要の先食いともいえる。本格的な商戦期となる10月、11月に、早期の降雪等によって特需の反動減をどのくらい補えるかが注目される。


GfKジャパン
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