芥川賞受賞作家・鳥山まこと氏を迎えたトークショーを開催 「小説の建て方 一軒の家をめぐる、三つの階層の対話」

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)文学科日本文学専攻は、令和8年(2026年)7月14日(火)に、「時の家」で「第174回芥川龍之介賞(通称 芥川賞)」を受賞した鳥山まこと氏を迎え、トークショーを開催します。
【本件のポイント】
●第174回芥川賞受賞作『時の家』の著者・鳥山まこと氏を迎え、本学客員教授 円城塔氏、文芸評論家大澤聡氏によるトークショーを開催
●現役の建築士でもある鳥山氏が、「時の家」の作品世界を「言語」「場」「メディア」の3つの視点から語る
●芥川賞作家と直接交流できるサイン会を実施し、作品や創作の魅力を身近に感じる機会を提供
【本件の内容】
近畿大学文芸学部では、第一線で活躍する作家や研究者との交流を通じて、学生が文学作品の創作や研究への理解を深める機会を提供しています。今回は、第174回芥川龍之介賞受賞作『時の家』の著者・鳥山まこと氏を迎え、本学客員教授で第146回芥川賞受賞者の円城塔氏、文芸批評家で、立命館大学産業社会学部教授の大澤聡氏とともに「小説の建て方 一軒の家をめぐる、三つの階層の対話」と題したトークショーを行います。
第174回芥川賞と第47回野間文芸新人賞を受賞した『時の家』は、一軒の「家」に堆積した記憶と時間が語りの中心をなす独自の世界観を持つ作品です。著者の鳥山氏は、現役の建築士でもあり、居住者の思いや感情、環境変化など建築士としての経験や視点を作品に生かしています。
今回のトークショーでは、鳥山氏と円城氏が作品世界について語り合い、大澤氏の進行のもと小説の創作過程を一軒の家の建築になぞらえて「言語」「場」「メディア」の三つの視点から掘り下げます。トークショー終了後には鳥山氏によるサイン会も実施します。芥川賞受賞作家と直接交流できる貴重な機会として、作品や創作についてより身近に感じていただける場とします。
【開催概要】
日時:令和8年(2026年)7月14日(火)15:00~16:30(開場14:30)
場所:近畿大学東大阪キャンパス 実学ホール
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:近畿大学生・教職員(定員120名、事前予約不要、先着順)
【プログラム】
15:00~ トークショー「小説の建て方 一軒の家をめぐる、三つの階層の対話」
登壇者 鳥山まこと氏、円城塔氏
進行者 大澤聡氏
16:00~ 鳥山まこと氏サイン会
16:30 閉会
【登壇者プロフィール】
鳥山まこと(とりやままこと)氏
作家・建築士。兵庫県宝塚市出身。令和5年(2023年)『あるもの』で第29回三田文學新人賞を受賞。令和8年(2026年)『時の家』にて第47回野間文芸新人賞、第174回芥川賞を受賞。
円城塔(えんじょうとう)氏
近畿大学文芸学部 客員教授
平成19年(2007年)『オブ・ザ・ベースボール』で第104回文學界新人賞を受賞してデビュー。平成22年(2010年)『烏有此譚』で第32回野間文芸新人賞、平成24年(2012年)『道化師の蝶』で第146回芥川龍之介賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で第33回日本SF大賞特別賞、平成25年(2013年)同作で第44回星雲賞日本長編部門、平成29年(2017年)『文字渦』で第43回川端康成文学賞、平成31年(2019年)同作で第39回日本SF大賞、令和7年(2025年)『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』で第76回読売文学賞をそれぞれ受賞。
大澤聡(おおさわさとし)氏
立命館大学産業社会学部 教授
『国家と批評』(『群像』)を長期連載中。ネット時評(共同通信)と文芸時評(毎日新聞)も。『定本 批評メディア論』(岩波現代文庫)、『教養主義のリハビリテーション』(筑摩書房)、『1990年代論』(河出書房新社)、『三木清教養論集』ほか3部作(講談社文芸文庫)など。
【関連リンク】
文芸学部
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