鎌倉の子どもたちがプロクリエイターと制作するローカルマガジン「ことこと」プロジェクト始動

2026-02-26 10:30
NPO法人マナビノキ

NPO法人マナビノキは、小学4年生から中学生の子どもたちが、鎌倉で活動するクリエイターとともに地域を取材し、一冊のローカルマガジンをつくるプロジェクト「ことこと」を行っています。
子どもたちは、自分たちが暮らすまちを歩き、人に会い、話を聞き、感じたことを文章や写真、絵で表現します。
取材・執筆・撮影・編集まで制作のすべてに関わりながら、一冊の雑誌として完成させます。

地域と創造性をつなぐ学び

いま、子どもたちが地域と関わりながら、自分の言葉や表現で伝える経験は多くありません。
学校の中だけでは出会えない人や仕事、暮らしに触れながら学ぶ機会は限られています。

「ことこと」では、子どもたちが実際に地域へ足を運び、人に出会い、話を聞き、感じたことを自分の言葉や表現でまとめていきます。
教室の外に広がる地域そのものを学びの場として、取材と制作のプロセスを体験します。

プロクリエイターと“ともにつくる”マガジン制作

「ことこと」の大きな特徴は、クリエイターが“教える人”として立つのではなく、子どもたちと同じ制作の場に立つことです。

活動は4月から12月までの9か月間。月に1回のペースで、企画づくりから取材、執筆、撮影、イラスト制作、構成、編集、デザインまで、雑誌づくりのすべての工程に子どもたちが関わります。

記者、ライター、イラストレーター、カメラマン、デザイナー、エディターなど、それぞれの分野で活動するクリエイターが制作に参加します。
一方的に教えるのではなく、子どもたちの問いや発想を出発点にしながら、「どうすればもっと伝わるか」を一緒に考えていきます。

子どもたちが書いた原稿やつくった紙面は、やりとりを重ねながら形になり、最終的に一冊のマガジンとして完成します。

プロと子どもが同じ制作現場に立ち、それぞれの役割を持ちながら一緒につくり上げていくこと。それが「ことこと」の制作のあり方です。

地域全体が学びのフィールドに

「ことこと」では、子どもたちが自分たちの暮らす鎌倉を自分の視点で取材し、その魅力を表現し、地域に届けます。
この経験は、学びの中だけにとどまらず、社会とつながる実感を伴います。

取材、執筆、撮影、イラスト制作といった複数の創作活動に関わることで、問題解決能力や表現力、創造的思考、そして協働する力が培われます。

また、自分たちが制作したマガジンが地域で読まれることで、「自分たちのつくったものが社会に届いている」という感覚が生まれます。

鎌倉のまち全体が取材の場となり、地域そのものが学びの場として広がっていきます。

第4号制作をクラウドファンディングで応援

2026年度に発刊予定の第4号制作に向けて、クラウドファンディングで資金を募集しています。集まった支援金は、印刷費やデザイン費、取材ワークショップの運営費、制作クリエイターへの謝金に充当される予定です。目標金額は30万円で、4月のキックオフから12月の発刊まで、子どもたちが主体となった制作活動が進められます。

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会社概要

NPO法人マナビノキは、神奈川県鎌倉市を拠点に、子どもたちの「知りたい・やりたい」から始まる学びの場をつくっている教育団体です。元小学校教員が立ち上げました。

自然体験活動「マナビノキ自然学校」、探究型の学びの場「マナビノキスクール」、表現活動「かまくらマナビノキ合唱団」「マナビノキッズダンス」などを通して、子どもたちが自分らしく学び育つ環境づくりに取り組んでいます。

ローカルマガジン「ことこと」も、こうした実践の中から生まれたプロジェクトです。
問い合わせ先は0467-53-8041(平日13:30~18:00)
メールはmanabinoki.1st@gmail.comとなっています。

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