アジア太平洋地域の経カテーテル塞栓・閉塞装置市場は今後急速に成長

株式会社グローバルインフォメーション
2012-05-30 16:00

株式会社グローバル インフォメーションは、Millennium Research Groupが発行した報告書「Asia Pacific Markets for Transcatheter Embolization and Occlusion Devices 2012 (アジア太平洋地域の経カテーテル塞栓・閉塞装置市場:2012年)」の販売を開始しました。

Millennium Research Groupのレポートではアジア太平洋の経カテーテル塞栓・閉塞デバイス市場は今後急速に成長するとの見通しを立てています。市場成長の最も大きな要因は人口の高齢化です。

インターベンショナルニューロラジオロジー(INR)市場においては、INR塞栓コイルは外科クリップに置き換わる事で売上を伸ばすでしょう。それに加え、高価格のINR血流変換装置 (Flow diverting device) の普及が進むと考えられ、治療可能となる患者数が増える事で当市場の規模が拡大されるでしょう。抹消血管治療の分野ではアジア太平洋の中でも特に中国と韓国における肝細胞癌及び転移性結腸癌の罹患率が高く、医師の関心をインターベンショナルオンコロジーに向けており、これが抹消血管デバイスの市場成長に繋がるでしょう。また、子宮筋腫における低侵襲性治療の人気が高まっており、当地域全域で市場規模増加を後押しするでしょう。さらに薬剤溶出ビーズや放射性マイクロスフィアといった革新的かつ高価格製品が市場規模の増加を加速させるでしょう。

アジア太平洋の経カテーテル塞栓・閉塞デバイス市場はより安価な代替技術により成長が制限されています。特に頭蓋内動脈瘤治療における外科クリップ、子宮筋腫に対する摘出術、癌治療におけるGelfoamが挙げられます。

こういった競争があるにも関わらず、2016年までのアジア太平洋の経カテーテル塞栓・閉塞デバイス市場は、前述の要因によって製品普及や市場成長が促進されると考えられます。

当レポートの対象国: オーストラリア, 中国, インド, 韓国

市場調査レポート: アジア太平洋地域の経カテーテル塞栓・閉塞装置市場:2012年
Asia Pacific Markets for Transcatheter Embolization and Occlusion Devices 2012
http://www.gii.co.jp/report/mrg239838-asia-pacific-markets-transcatheter-embolization.html
出版日: 2012年04月
発行: Millennium Research Group

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