こどもたちが考えた野菜メニューが学校給食に登場【山口県周南市】
周南市野菜メニューコンクール受賞作品「野菜たっぷりみそ炒め」
テーマは「家族や仲間と一緒に食べたい!いちおし野菜メニュー」
山口県周南市では、こどもたちに野菜をたくさん食べてもらうことを目的に「野菜メニューコンクール」を開催しています。
このコンクールは、市内の小学6年生を対象に、2007年度(平成19年度)より行っており、2024年度(令和6年度)には26校943作品の応募がありました。
この度、野菜メニューコンクール優秀賞受賞レシピの中から福田ひよりさんが考案した「野菜たっぷりみそ炒め」を学校給食用にアレンジしたものが提供され、考案者の福田さんがクラスメイトと一緒に食べました。
新南陽学校給食センターの調理員さんたちが、福田さん考案のメニューを心をこめて作りました。


クラスメイトと一緒にいただきます。
福田さんにインタビュー
●学校給食に自分が考案したメニューが登場したことに対して、どう思いましたか?
福田さん:給食に出るなんてびっくりしました。みんなに「おいしい」と言ってもらえてうれしかったです。
クラスメイトにインタビュー
●料理を食べた感想を教えてください。
クラスメイト:野菜がたくさん入っていて、食感もよく食べやすかったです。
クラスメイト:こどもでも食べやすい味つけでおいしかったです。
野菜メニューコンクールに応募された料理写真
かみごたえのある野菜がたくさん入っています。切り干し大根の風味や食感も楽しめます。身近にある食材を使い、古くから受け継がれてきた発酵食品のみそを味付けに使っているところもポイントです。
野菜たっぷりみそ炒めの作り方
材料(2人分)
にんじん 1/2本
玉ねぎ 適量
ごぼう 1本
れんこん 1/2本
えのき 1袋
しめじ 1/2パック
切り干し大根 1/2袋
豚ロース肉 1パック
A(さとう 大さじ1 、みそ 大さじ1 、みりん 大さじ1、すりごま 大さじ1、しょうゆ 小さじ1 )
いりごま 適量
ねぎ 適量
作り方
① 野菜を切る。
にんじんと玉ねぎは、小さく切る。
ごぼうは、薄く斜めに切る。
れんこんは、薄く切る。
えのきとしめじは、半分に切って、手で分ける。
切り干し大根は、少しゆでる。
② フライパンに、豚肉を1 枚ずつ入れ、中火で焼く。
③ にんじん、ごぼう、れんこん、玉ねぎ、えのき、しめじの順で炒める。その後、切り干し大根を入れる。
④ Aをコップに入れて混ぜて溶かす。
⑤ フライパンに④を入れて、混ぜる。いりごまとねぎをのせて完成。
野菜メニューコンクールの審査について
令和6年度は、生活協同組合コープやまぐち、株式会社ヤクルト山陽、株式会社丸久、山口県農業協同組合、ゆめタウン新南陽店、ゆめタウン徳山店、山口県漁業協同組合周南統括支店、株式会社シマヤ、フジ新南陽店、道の駅ソレーネ周南、大塚製薬株式会社、徳山歯科医師会、周南市母子保健推進協議会、周南市食生活改善推進協議会、周南市地産地消推進協議会、周南ちるちあネット、山口県栄養士会、周南市保育協会、周南公立大学(順不同)、学校給食センター栄養教諭、教育委員会などの企業や団体から選出させた審査員により審査されました。
今回のメニューの給食提供について
新南陽学校給食センターから、市内小中学校 13校3,450人に提供されました。
その他の一部の給食センターでも提供されます。
令和7年度野菜メニューコンクールについて
令和7年度周南市野菜メニューコンクールを、周南市内の小学6年生を対象に実施します。
応募用紙は、学校を通して配付しますので、夏休みの宿題としてチャレンジしてみませんか?あなたの考えたメニューが給食の献立になるかもしれません。食べた人が笑顔になれるアイデアあふれる野菜メニューをお待ちしております。
福田さんの考案したレシピのほか、優秀賞受賞作品はこちらをご覧ください。
https://www.city.shunan.lg.jp/site/shik/18413.html
周南市野菜メニューコンクールのお問い合わせ先
周南市 健康づくり推進課
山口県周南市児玉町1−1
Tel:0834-22-8553