衰退するお茶文化に挑む「デコトラ茶室」  製茶業は15年で半減、過去最多の廃業の中で5月9日京都に出現

2026-04-28 09:30
ROJIROLL

株式会社京鉄(本社:京都市下京区、代表取締役:島田晃吏)は、京都・東本願寺のお東さん広場で2026年5月9日、装飾トラックを茶室として活用した異色の茶会「而二不二(ににふに)」を開催します。
お茶農家の減少や製茶業の廃業増加など、日本のお茶文化は今、継承の危機に直面しています。本企画は、デコトラと茶室という一見異なる文化を掛け合わせることで、これまでお茶に触れる機会がなかった人にも新たな入口をつくり、減少する茶道人口の裾野拡大を目指す取り組みです。

全面鏡面仕様 装飾車両「デコトラ」

全面鏡面仕様 装飾車両「デコトラ」

京都・東本願寺にてトラックの中でお点前

京都・東本願寺に「デコトラ茶室」が出現、異色の茶会「而二不二(ににふに)」を2026年5月9日開催します。本企画では、全面鏡面仕様のデコトラ「シルバーサタン」を一時的な茶室として設置し、内部で正式な作法に基づいたお茶のお点前を実施します。鏡面構造により、東本願寺の建築や参拝者の姿が車体に映り込み、空間そのものを拡張する新たな文化体験を創出します。これまでお茶室に行く機会がなかった人にも、お茶に触れるきっかけをつくり、新しくお茶を楽しむ人が増えることが期待されます。

京都 東本願寺

京都 東本願寺

減り続けるお茶人口

アートチームROJIROLLはデコトラと茶室という、一見まったく違う文化をひとつの空間にすることで、これまで接点のなかった人にもお茶に触れてもらうきっかけをつくります。企画は、デコトラと伝統文化を掛け合わせたイベントの依頼をきっかけに生まれました。そこから「お茶を入口に文化を広げる」という発想に至り、本企画が誕生しました。お茶農家の高齢化や需要の減退を背景に、製茶業の廃業件数は過去最多を記録しています。

さらに、製茶業は15年で半減するなど、産業としての基盤も揺らいでいます。家庭で茶葉からお茶を淹れる習慣の減少やライフスタイルの変化もあり、茶道人口も減少傾向にあります。こうした状況は今後さらに深刻化が懸念されており、担い手不足や文化継承の断絶といった課題の拡大が指摘されています。こうした状況の中、日本の伝統文化であるお茶の継承が社会課題となっています。

お茶文化復興への想いと原体験から生まれた取り組み

本企画は、「分かれているように見えるものは、もともと一つだった」という仏教思想「而二不二(ににふに)」をテーマにしています。また、本企画の背景にはアートチームROJIROLL代表島田の原体験があります。島田の家系はお茶道具に関わる家であり、その文化が衰退していく姿を間近で見てきました。「いつかこの文化を復興したい」という想いが、本企画の原動力となっています。

代表の声「今、お茶をする人が減っている中で、このままでは文化そのものが続かなくなる危機感があります。だからこそ、お茶室に行くものという概念を変え、まずは気軽に触れてもらう入口をつくりたいと考えています。私は鉄のリサイクル業を営んでいますが、『古いものを活かして新しい価値を生み出す』という考え方は、お茶の文化にも通じると感じています。今回の取り組みを通じて、お茶に関わる人を一人でも増やしていきたいです。」

《茶会「而二不二(ににふに)」》
イベント名: 茶会「而二不二(ににふに)」
日時   : 2026年5月9日(土)10:00~17:00
会場   : 東本願寺 お東さん広場(京都市)
主催   : ROJIROLL(事業家・島田 晃吏と写真作家・高野 裕輔のアートチーム)
       シルバーサタン(数寄者、藝術探求家H-NAITO)

イベントポスター表

イベントポスター表

イベントポスター裏面

イベントポスター裏面

会社概要

会社名  :株式会社京鉄(代表取締役 島田 晃吏)
所在地  :〒600-8325 京都府京都市下京区西側町スクランドリービルヂング内
事業内容 :鉄原料卸業