MID都市開発、オラクルのマーケティング業務向けクラウド・アプリケーションを活用し、顧客情報の一元化と精度の高いデータ分析を実現
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、MID都市開発株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:花井 良一、以下 MID都市開発)が、販売活動の効率化を目的に、マーケティング業務向けクラウド・アプリケーション製品群「Oracle Marketing Cloud」のマーケティング・オートメーションを支援する「Oracle Marketing Automation (Oracle Eloqua)」を導入し、このたび稼働開始したことを発表します。
MID都市開発は、不動産の開発から運用・管理などのビル事業、住宅事業や、その他施設の設備・運営事業を手掛けてきました。このたび、住宅事業におけるマンション・一戸建ての個人向け販売支援として「Oracle Marketing Automation」を導入しました。
昨今、住宅検討のプロセスにおいても、インターネットで情報収集を行うなどお客様の購買行動が変化している中で、MID都市開発では、お客様へのアプローチ方法を見直す必要性があると認識していました。従来の電話中心の販売活動から、オンラインの顧客データに基づいた営業手法を積極採用し、顧客の特性に合わせたコミュニケーションを実現できるマーケティングの仕組構築を検討していました。
また、課題としてWebサイトの閲覧分析ツール、メール配信システム、資料請求のための入力フォーム制作のためのシステムなど、チャネルごとに分散したシステムを使用していました。そのため、顧客属性、オンライン上の行動などのデータが分断され、データ分析に基づいた見込み客への効率的な販売活動が難しい環境にありました。さらに、各々のシステムごとに分析作業や業務が必要となり、システムの運用費用も重複するなどの課題もありました。
同社では、お客様の住宅検討プロセスが、まず情報収集機会から始まり、事業主がお客様との間で密なコミュニケーションを通じてマインドアップを狙っていくことなどから、「Oracle Marketing Automation」を導入しました。結果、Webサイト、メール、資料請求入力フォームからの情報が一元管理され、データに基づいた分析が可能となり、また重複していたシステム運用費用も削減できました。
MID都市開発では「Oracle Marketing Automation」の稼働にあたり、以下の点を評価しています。
▶お客様の行動を可視化する「Profiler」機能を活用し、営業担当者が見込み客の行動履歴を細かく理解することで、お客様それぞれのニーズに合わせた営業活動が実現できたこと
▶お客様の行動に合わせて適切なタイミングで適切なメッセージを送付することが可能となったことで、商品への興味度合が高そうなお客様に対してのみピンポイントでメールを送信し、資料請求やモデルルーム来場を促すことができるようになったこと
▶すでに活用している営業管理システム(SFA)の仕組みと「Oracle Marketing Automation」を連携することで、お客様のメールに対する反応やウェブ閲覧履歴を収集し、ランキング化することでより関心の高いお客様に対し販売活動を行うことが可能になったこと
▶これまでは相対することでしかわからなかったお客様の資金情報等を、自動配信されるネットアンケートを通じて入手できるようになったことで、販売における適切な戦略を練られるようになったこと
日本オラクルでは、「POCO (The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに市場に向けて、オラクルのクラウド導入による顧客が享受する価値の浸透を図っています。「Oracle Marketing Automation」は、マーケティング・オートメーションを実現するクラウド・アプリケーションとして、簡単かつ迅速に導入することができ、マーケティング部門のユーザーにも直観的で分かりやすく効果的に活用していただけるよう取り組んでいきます。
参考リンク
・MID都市開発株式会社
https://www.mid.co.jp/index.html
・Oracle Marketing Cloud 概要
http://www.oracle.com/jp/applications/customer-experience/marketing/index.html
日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援 する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
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オラクルについて
オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 斉藤
Tel: 03-6834-4837/ Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム https://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html
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