secondz digital株式会社、シリーズA ファーストクローズで3億円の資金調達を実施

エンタープライズ企業における「Agent-Led Growth」の実現に向け、FDE型営業変革とAIブランドエージェント「secondz Agentsense」の開発・提供を強化

2026-05-20 09:15
secondz digital株式会社

エンタープライズ企業に対する顧客接点領域のAIネイティブ化支援を行う、secondz digital株式会社(セカンズデジタル、本社:神奈川県横浜市、代表取締役:板井 龍也、以下「secondz digital」)は、既存投資家であるジャフコ グループ、新規投資家である住商ベンチャー・パートナーズを共同リード投資家とする、シリーズA ファーストクローズにおいて、3億円の資金調達を実施いたしました。

調達した資金により、AIブランドエージェント「secondz Agentsense」の製品開発強化と、営業変革を主導する戦略コンサルタント、AIエンジニア、FDE(Forward Deployed Engineer)を中心とした採用強化を進め、エンタープライズ企業における「Agent-Led Growth」の実現を支援してまいります。

secondz digital株式会社、シリーズA ファーストクローズで3億円の資金調達を実施

secondz digital株式会社、シリーズA ファーストクローズで3億円の資金調達を実施

「エージェントシフト」によるセールス・マーケティング活動の構造変化

あらゆる顧客接点で、情報収集の起点が従来の検索結果や広告接触から、AI検索・AIエージェントへ移りつつあります。secondz digitalでは、この構造変化を「エージェントシフト」と捉えています。日本でも、検索行動における生成AIの利用率は37.0%に達しており、AIの回答をきっかけに商品・サービスを購入・利用した経験がある人は47.5%にのぼります。AIは、情報収集だけでなく、比較・選定にも影響を与え始めています。※1

「エージェントシフト」によるセールス・マーケティング活動の構造変化

「エージェントシフト」によるセールス・マーケティング活動の構造変化

その結果、消費者行動は、人が自ら大量の情報を探して比較する形から、AIに探索・比較・整理を任せ、人は最終判断に集中する「委譲型(Delegation Model)」へ移行しています。AIは、情報を探すだけでなく、候補の絞り込みや実行支援まで担い始めています。企業にとっては、AIに正しく見つけられ、理解され、比較候補に入ることが、新しい顧客接点の前提になっています。

この変化はB2Cに限りません。企業内でもAIアシスタントやAIエージェントの活用が急速に進んでいます。Microsoftは、Fortune 500企業の約70%がMicrosoft 365 Copilotを利用していると公表しており、同社の2025 Work Trend Indexでは、日本のリーダーの79%が今後12〜18か月以内にデジタルワークフォースで人員を拡張する見込みだと回答しています。営業においても、企業調査、仮説構築、提案準備などの事前業務は、AIエージェントを前提に再設計される段階に入っています。※2、3

※1 株式会社サイバーエージェント GEOラボ「生成AIのユーザー利用実態調査 第三弾」(2026年3月5日) 
※2 Microsoft「Ignite 2024: なぜ Fortune 500 企業の約70% が Microsoft 365 Copilot を使用しているのか」(2024年11月20日) 
※3 Microsoft「2025 Work Trend Index を公開: 新たな組織概念 “フロンティア組織”の誕生」(2025年4月24日)

secondz digitalが目指す、「Agent-Led Growth」とは

多くの企業では、いまもなお、人が情報を探し、比較し、営業準備を行う前提で、セールス・マーケティング活動が設計されています。しかし、AI検索とAIエージェントの普及により、顧客接点は、人が調べる世界から、AIが探索・整理・比較を担い、人は最終判断に集中する世界へ移行しつつあります。

こうした潮流は、グローバルでも新たな成長テーマとして議論され始めています。Sequoia Capitalの議論でも、従来のSEO中心の発想から、AIエージェントに見つけられ、理解され、推薦されることを前提とした「Agent-Led Growth」への移行が語られています。※4

secondz digitalが着目する「Agent-Led Growth」とは、顧客が企業を知り、比較し、選び、商談・購入へ進むまでのプロセスを、AIエージェント前提で再設計する考え方です。これからは、人に見つけてもらうだけでは不十分です。AIに正しく理解され、比較候補に入り、推薦されることが、認知獲得、商談創出、購入の前提になります。

セールス活動では、企業調査、顧客理解、仮説構築、提案準備などの前工程をAIが担い、人は対話、関係構築、意思決定に集中する形へ移っていきます。マーケティング活動では、公式サイト、FAQ、比較表、導入事例、開示情報などの一次情報を、AIが理解しやすく、引用しやすく、比較しやすい形で整備することが重要になります。これは単なるAI検索対策にとどまらず、将来的なエージェントコマースやAgent-to-Agentの入口となる、AIネイティブな顧客接点そのものです。

※4 Sequoia Capital「From SEO to Agent-Led Growth」(2026年4月15日) 

secondz digitalの提供ソリューション

AIエージェント事業:「secondz Agentsense」

「secondz Agentsense」は、AEO/GEO対策を通じて、AI検索時代におけるブランドのAIプレゼンスを分析・改善するAIブランドエージェントです。
ChatGPT、Copilot、Google AIモードなどの主要AIプラットフォームにおいて、自社および競合ブランドの認知状況、引用・参照元、評価内容を、日本を含む複数の国・地域で可視化します。さらに、AIボットからのアクセスやAI回答上での参照状況を継続的にモニタリングし、AI経由のブランド接点を定量的に把握できます。
また、特許出願中の改善提案エージェントと、独自フレームワーク「SCOPE」に基づく市場・製品ポジショニング分析により、事業戦略と連動したAI時代のブランドプレゼンス向上を支援します。
B2C/B2Bマーケティング、EC・コマース、グローバル・インバウンド対策に加え、採用マーケティングやIRマーケティングでの活用も広がっています。

また、法政大学との共同プロジェクト「AI時代の就活ランキング」の公開など、AI時代における“AIからどう見えるか”を可視化する発信・研究にも取り組んでいます。

法政大学との共同プロジェクト「AI時代の就活ランキング」

法政大学との共同プロジェクト「AI時代の就活ランキング」

コンサルティング事業:FDE型営業変革(AI RevOps)

secondz digitalの営業変革支援は、営業プロセスそのものをAI前提で再設計する伴走型支援です。
外資系戦略ファーム出身のコンサルタントとFDEが一体となり、戦略立案から現場定着まで、全フェーズに専門家が伴走し、各社の事業・営業現場の文脈に合わせた個別解を実装します。トップマネージャーの勘・経験・判断を再現できる6つのAIエージェントを構築し、営業活動における調査、顧客理解、仮説構築、提案準備、ナレッジ活用などを高度化します。
既にアサヒグループ様やオリックス生命様など大手企業に対して、営業変革を実施しています。

シリーズAラウンド ファーストクローズについて

secondz digital株式会社は、既存投資家であるジャフコ グループ、新規投資家である住商ベンチャー・パートナーズを共同リード投資家とするシリーズA ファーストクローズにおいて、3億円の資金調達を実施いたしました。
調達した資金は、「secondz Agentsense」の開発および組織体制の強化などに投資してまいります。

投資家一覧

・ジャフコ グループ(JAFCO)
・住商ベンチャー・パートナーズ

投資家からのコメント

ジャフコ グループ株式会社 
パートナー 坂 祐太郎様
シニアアソシエイト 棚橋 昂大様

前回に続きリード投資家としてご出資させていただきました。
2024年の前回ラウンドから、事業・組織共に素晴らしい成長をされており、大企業の現場に即したソリューションの提案・実装・伴走支援力と、AIプロダクトの開発力を兼ね備えた、国内AI市場における稀有なポジションをより一層強化されていることを感じています。
セールス・マーケティングの巨大市場において、AI検索やAIエージェントの普及による「エージェントシフト」を捉え、今後も急成長を遂げられることを期待しております。
弊社としても、引き続き全力で伴走してまいります。

住商ベンチャー・パートナーズ株式会社 
代表取締役社長 山木 英裕様

secondz digitalのフレッシュでエネルギッシュな経営陣に、AIエージェント時代の黎明期を切り拓いていく大きなポテンシャルを感じており、今回、経営参画させて頂けること光栄に存じます。
本ラウンドでは、長年、日本のスタートアップエコシステムを牽引されてきたジャフコ グループと共同でリード投資を行うことで、secondz digitalの成長をより力強く支援できると考えています。
住友商事グループが有する幅広い産業ネットワークや事業知見を活かし、secondz digitalが掲げる「Agent-Led Growth」の実現に向けて、私たちもパートナーとして事業の成長を全力で後押ししていきます。

代表コメント

secondz digital株式会社 
代表取締役 板井 龍也

いま、エージェント時代の幕開けとともに、人間だけで仕事をすることが当たり前だった世界は大きく変わろうとしています。10年後から振り返れば、AIエージェントとともに働き、価値を届け、事業を成長させることは、ごく自然な前提になっているはずです。
私たちは、その未来の当たり前を、いま自らの手でつくりにいきます。Agent-Led Growthを通じて、企業がエージェント時代にふさわしい事業成長を実現できるよう支援し、価値が適切に、適切な人へ届く社会をつくる。
そして『未踏に挑む人たちを、毎秒増やす』というミッションの実現を、これからも愚直に前に進めてまいります。

会社概要

会社名:secondz digital株式会社
本社:神奈川県横浜市神奈川区金港町5-14 クアドリフォリオ 8階
みなとみらいオフィス:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい 8階
代表者:代表取締役 板井 龍也
コーポレートサイト:https://secondz.digital/

「未踏に挑む人たちを、毎秒増やす」をミッションに、AIエージェント開発およびAIコンサルティングを展開。AI戦略設計からデータ基盤構築、AIエージェント開発、導入・定着までを一気通貫で伴走している。ChatGPT、Copilot、Google AIモードなどのAI検索・AI回答環境において、企業やブランドがどのように認識・比較・推薦されているかを可視化し、AI時代における新たな顧客接点の創出にも取り組む。

【AIコンサルティング事業】
生成AI・LLMを活用し、企業のAI変革を構想から実装・定着まで伴走するコンサルティング事業を展開。営業・マーケティング・カスタマーサクセスを横断するAI×RevOps支援、AIエージェントによるデータ分析基盤の高度化、ローコードを活用したAIエージェント開発支援、人材育成・ガバナンス構築を含むAI組織変革支援などを通じ、企業の事業成長と価値創造を支援。

【AIエージェント事業】
2025年、AI検索・AIエージェント時代における企業・ブランドのAIプレゼンスを分析・改善するAIブランドエージェント「secondz Agentsense(セカンズ エージェントセンス)」を独自開発。ChatGPT、Copilot、Google AIモードなどの主要AIプラットフォーム上で、自社および競合サービスの認知状況、評価内容、参照元、引用元傾向を可視化。AEO(Answer Engine Optimization)および、GEO(Generative Engine Optimization)の考え方を取り入れながら、AIに正しく理解され、比較候補に入り、信頼できる選択肢として提示されるブランドづくりと、AI検索経由の新たな顧客接点の創出を支援。

【本件に関するお問い合わせ先】
広報担当:鎌田
E-mail:marketing@secondz.digital
※本記事を引用される場合は、引用元がわかるようにURLのリンクを設置・掲載いただきますようお願いいたします。