ブラジルの医薬品市場は、年平均9%で成長する見通し

株式会社グローバルインフォメーション
2012-07-10 19:00

株式会社グローバル インフォメーションは、GBI Researchが発行した報告書「Emerging Pharmaceutical Market in Brazil - Regulatory Framework Forces MNCs to Partner with Local Players Resulting in Profit and Control Sharing (ブラジルの新興医薬品市場:規制体制による、多国籍企業と国内企業の事業提携と、結果としての利益・支配権の共有)」の販売を開始しました。

ブラジルは、およそ1億9000万人の人口を抱え、医薬品産業にとって、膨大な可能性があります。同国は、高品質の臨床試験および生物多様性において評価を高めつつあり、海外の大手医薬品企業をひきつけ、また国内企業も支援しています。

ブラジル政府の継続的な支援により、ブラジルの医薬品市場は、年平均9%(CAGR)で成長すると予想されています。

ブラジル衛生監督局(ANVISA)の規制によって、ブラジルへ医薬品を輸出する海外企業は、代理人あるいは登録輸入業者を通して、製品認証のための検査依頼書を提出しなければなりません。これが、多国籍医薬品企業とブラジルの国内企業との提携契約を促進しています。

ブラジルにおける後発医薬品の生産は、今後有望となっています。多くの国内医薬品企業がこの分野で台頭してきました。

2011年の後発医薬品の売上げは、ブラジルの医薬品市場の20.6%を占めました。この割合は、約50%にのぼる米国や欧州の水準と比べると比較的小さいですが、今後さらに拡大する余地があります。

ブラジルにおける後発医薬品市場は、CAGR 19%の成長を維持すると予想されています。

しかし、後発医薬品の価格は、ブランド薬品の約8分の1程度であるため、後発医薬品の市場シェアが増大すると、ブラジルの医薬品部門の収益が大きく変わる可能性もあります。

当報告書は、ブラジルの医薬品市場について分析し、市場動向、将来の見通し、M&Aおよび戦略的提携の状況など、最新情報を提供しています。

市場調査レポート: ブラジルの新興医薬品市場:規制体制による、多国籍企業と国内企業の事業提携と、結果としての利益・支配権の共有
Emerging Pharmaceutical Market in Brazil - Regulatory Framework Forces MNCs to Partner with Local Players Resulting in Profit and Control Sharing
http://www.gii.co.jp/report/gbi245747-emerging-pharmaceutical-market-brazil-regulatory.html
出版日: 2012年07月
発行: GBI Research

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