【茨城県下妻市】 言葉や障がいの壁を越え、誰もが自分らしく暮らせるまちへ  120言語対応の翻訳機を導入し、窓口のサービス改革を推進

2026-08-03 15:00
茨城県下妻市

茨城県下妻市は、さまざまな国籍や文化、異なる背景を持つすべての人々が安心して暮らせる「誰もが安心できるやさしいまちづくり」と、市民窓口の利便性を高める「窓口サービスの抜本的な見直し(窓口BPR)」を推進するため、最新のコミュニケーション機器である『透明ディスプレイ型翻訳機』を2026年8月3日(月)、市役所の窓口(企画課、子育て支援課、収納課)に導入いたしました。
また、本機器を活用した「外国人相談窓口」を新たに開設しました。

翻訳機でコミュニケーションを取る様子

翻訳機でコミュニケーションを取る様子

本市が掲げる「スマートな行政運営とともに持続可能なまちづくり」を体現する本取り組みにより、市民一人ひとりの「自分らしい生活スタイル」と持続可能な行政運営をサポートしてまいります。

導入の背景と窓口改革の取り組み

(1)「デジタル×アナログ」が融合するハイブリッド市役所の実現
本市が策定した「第7次行政改革プラン2026-2030(第2次下妻市DX推進計画)」では、最新のデジタル技術を活用しつつ、対面での温かみ(アナログ)を大切にする「ハイブリッド市役所」をビジョンに掲げています。
近年、地方移住の増加に伴い、外国籍の住民やご高齢の方、障がいをお持ちの方など、地域社会の多様性が広がっています。こうした中、情報格差(デジタルデバイド)を解消し、「誰一人取り残さない、安心できる対話」を実現する具体的なアプローチとして、本システムを導入いたしました。

(2)「書かない・待たない・行かない」窓口サービスのさらなる進化
本市では、ICTを活用した市民サービスの向上と事務の効率化を推進しています。すでに2023年10月より市民課窓口にて「窓口支援システム」の運用をスタートし、住民異動届や各種証明書の請求が最小限の署名のみで完了する「書かない窓口」を実現しており、滞在時間を短縮する「待たない窓口」を目指しています。
さらに、市役所での手続きをより円滑に進めるための新たな補助ツールとして、「手続きチェックシート」を作成・導入いたしました。

手続きチェックシート(転入手続き)

手続きチェックシート(転入手続き)

転入や結婚など、ライフイベントに伴う市役所での煩雑な手続きにおいて、「自分はどの窓口で、何の手続きが必要なのか」を一覧表に沿ってチェックするだけで、誰もが迷わず簡単に確認できる仕組みとなっています。
また、外国人住民の方々だけでなく、日本人にとってもより分かりやすく手続きが進められるよう、やさしい日本語(ふりがな)や英語表記を用いたシートもご用意しました。

手続きチェックシート(やさしい日本語版:結婚手続き)

手続きチェックシート(やさしい日本語版:結婚手続き)

今回の翻訳機導入と手続きチェックシートの活用により、言葉や聴こえの壁による案内時間や手間のロスを大幅に削減し、質の高い公共サービスの提供を目指します。

顔の見える安心感。120言語対応「透明ディスプレイ型翻訳機」

本機器は、話した言葉がリアルタイムで文字に変換され、透明な画面上に映し出されるシステムです。双方が母語のまま、スムーズな対話ができる仕組みです。

リアルタイムで翻訳される(写真はタガログ語を翻訳)

リアルタイムで翻訳される(写真はタガログ語を翻訳)

・120種類の言語を同時翻訳
相手の顔や表情を見ながら、タイムラグの少ない自然な対面コミュニケーション(アナログな安心感)が可能です。

・日本語の文字起こし機能
話している日本語をそのまま大きな文字で表示。聴覚に障がいのある方や、耳が聴こえにくくなったご高齢の方へも、視覚的にわかりやすくスムーズなご案内を実現します。

・設置窓口
下妻市役所内の「企画課」「子育て支援課」「収納課」の3箇所に設置しています。

暮らしの不安に寄り添う「外国人相談窓口」をオープン

新しい土地での生活には、言葉の壁による不安がつきものです。本市では、多言語対応の公式ホームページ等での情報発信に加え、日々の困りごとを気軽に直接相談できるよう、企画課内に「外国人相談窓口」を開設しました。職員が翻訳機を使い、一人ひとりの不安に丁寧に対応します。

外国人相談窓口(企画課にて)

外国人相談窓口(企画課にて)

主なサポート内容:・市役所から届いた手紙の読み解き
         ・日本での生活の困りごと相談
         ・日本語の勉強に関する情報提供 など
相談場所    :下妻市役所 3階 企画課
開設日時    :月曜から金曜 8:30~17:00

茨城県下妻市について

下妻の夏の風物詩「下妻まつり」の花火

下妻の夏の風物詩「下妻まつり」の花火

茨城県南西部、東京から約60km圏に位置し、首都圏へのアクセスも良好なことから都内への通勤者も年々増加傾向にあります。
一方で、筑波山のふもと、どこまでも広がる平野では、米をはじめとする梨やメロン、良質なブランド豚肉の生産など豊富な農畜産物の宝庫でもあります。こうしたことから、下妻を含め茨城県は「首都圏の台所」と称されるほどです。
都会の喧騒をはなれ、自然豊かな土地で、自分らしい生活スタイルを手に入れることができる、そんなまちです。

茨城県下妻市へのアクセス

下妻市の田園を走る関東鉄道常総線

下妻市の田園を走る関東鉄道常総線

電車で

・つくばエクスプレス・守谷駅より 関東鉄道常総線 下妻駅(快速30分・普通40分)
・JR常磐線・取手駅より 関東鉄道常総線 下妻駅(快速50分・普通65分)
・JR水戸線・下館駅より 関東鉄道常総線 下妻駅(快速15分・普通20分)

バスで

・JR土浦駅から関東鉄道バス下妻行(75分)
・TXつくば駅から関東鉄道バス下妻行(55分)

車で

・常磐自動車道・谷和原インターより国道294号線を経由(40分)
・桜土浦インターより筑波研究学園都市(学園東大通り)を経由(30分)
・常磐自動車道・土浦北インターより国道125号線を経由(30分)

下妻市公式ホームページ

URL: https://www.city.shimotsuma.lg.jp/