「震災を知らない世代」へつなぐ使命 ミヤギテレビ、東日本大震災15年に向けた ドキュメンタリーや特別企画を放送

株式会社宮城テレビ放送(本社:仙台市宮城野区、代表取締役社長:山田克也)は東日本大震災15年を迎えるにあたり、震災の教訓と復興の現在地を伝えるドキュメンタリーなどを放送いたします。ミヤギnews every.(平日午後6時15分~午後7時放送)では、震災で大切な家族を亡くし、悲しみを繰り返さないために教訓を伝える語り部活動を続ける住民や、震災当時は小学生で、この春大学を卒業して教員となる女性の決意などを伝えます。被災地の住民からは、「震災前のまちの景色をもう一度見たい」という声も聞きます。津波の被害だけではなく、海とともに生きるまちの営みの記憶も後世に伝えていきます。
NNNドキュメント'26の3月8日放送「東日本大震災15年 あの朝、私は…」では津波で犠牲となった気仙沼の警察官を語り継ぐ住民や、14年を過ぎて娘の遺骨を家に迎えることができた家族の思いなどを伝えます。3月22日放送「ふたりの現在地」では子ども3人を亡くした夫婦の15年の歩みを描いきました。4月5日放送のミヤギテレビ報道特別番組「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの15年」では、震災当時7歳で家族全員を失った少年と、新たに家族となった親戚の「おばちゃん」の15年の歩みを伝えます。
宮城テレビ放送では社員の半数以上が「震災後」の入社となり、記者のほとんどは東日本大震災の直後の被災地取材を経験していません。それでも、2011年3月11日に何が起きたのか。大切な家族を失った人々はどのように悲しみと向き合い続けているのか。あの日の悲しみの教訓は、未来の災害に備えた防災に役立てられているのか。私たちには伝える使命があります。
平穏な「きょう」は、大災害が起きる「あす」の一日前かもしれない。震災を知らない世代に「じぶんごと」として考えてもらうきっかけを届けるために、これからも私たちは伝え続けます。
放送予定一覧
●NNNドキュメント'26 「東日本大震災15年 あの朝、私は…」
2026年3月8日(日)深夜25時05分~26時00分放送
2011年3月11日金曜日とは、今を生きる私たちにとってどんな日だったのか。
「大津波とは…」「原発事故とは…」「復興とは…」「故郷とは…」
15年を節目に津波の脅威を改めて検証すると共に、震災と向き合ってきた人々の「過去といま」を、岩手・宮城・福島の共同制作で描きます。
●NNNドキュメント'26 「ふたりの現在地」
2026年3月22日(日)深夜24時55分~25時25分放送
宮城県石巻市に住む夫婦は、東日本大震災で愛する3人の子どもを失いました。震災から15年、2人はそれぞれの形で震災を受け止め、未来を生きる人たちにその恐ろしさを伝えています。夫婦のすれ違いを経験しながらも、決して元通りではない今の関係性にたどり着くまでの思い。そこから浮かび上がるのは、被災地の現状、そして、この年月では何も解決されることのない悲しみでした。
●ミヤギテレビ報道特別番組 「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの15年」
2026年4月5日(日)午後3時00分~3時55分放送
宮城県石巻市の辺見佳祐さん(22)は、東日本大震災の津波で自動車整備工場を営む両親、祖母、当時小学4年の姉の家族全員を失いました。ひとりぼっちになった佳祐さんを引き取ったのは、仙台で一人暮らしをしていた伯母の日野玲子さん。2人は被災を免れた石巻市の佳祐さんの自宅2階で一緒に暮らし始めます。玲子さんにとっては初めての子育て。父親に憧れていた佳祐さんのために未経験ながら佳祐さんの両親が営んでいた自動車整備工場の経営も引き継ぎました。そんな玲子さんの姿を見てか、佳祐さんは自動車整備士になり、いつか工場を継ごうと修業の日々を送っています。
●ミヤギnews every.内企画 「あす大災害、だとしたら?」
月曜日から金曜日・夕方6時15分~7時00分放送「ミヤギnews every.」内で全6回放送予定
日本テレビ系列の各局が取り組む防災・減災プロジェクト「あす大災害、だとしたら?」。
ミヤギテレビでは東日本大震災の教訓を未来の防災につなげようと、若手記者がこれまでに取材した人達に話を聞きます。
●ミヤギnews every.内企画 「記憶のまちへ」
月曜日から金曜日・夕方6時15分~7時00分放送「ミヤギnews every.」内で全7回放送予定
あの日、津波で失われた故郷の景色…。「震災前」のまちの記憶を、ミヤギテレビに残る映像と地元の人の声とともに振り返ります。