麗澤瑞浪中学・高等学校、台湾・嶺東高級中學と姉妹校協定を締結

〜教育交流と“共創型リーダー”育成で、日台の未来を拓く国際連携へ〜

麗澤瑞浪中学・高等学校
2025-07-03 10:00

2025年7月1日15時30分/台湾・台中市
麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市、校長:藤田知則)は、台湾・台中市にある私立の嶺東高級中學との姉妹校協定を現地にて調印し、両校の新たな国際協力がスタートしました。

本協定により、生徒および教職員の相互派遣、スポーツや文化活動をはじめ、海外指定校入試による進学機会の創出など、多岐にわたる交流が促進されます。そして特筆すべきは、2026年4月に開設予定の「アントレプレナーシップコース」への台湾からの留学生受け入れを視野に入れ、本協定の枠組みでグローバル教育を深化させることです。

◼︎ アントレプレナーシップコースとは?

・探究と実践を重視した学び:デザイン思考・アート思考・Project-Based Learning(PBL)を通じ、問題発見〜解決のプロセスを体得します。
・共創型リーダーの養成:社会と連携したプロジェクト、人との対話を通じて、共感力とリーダーシップを養う教育に特化。
・寮生活による多文化共育:寮での共同生活を通じ、異文化理解や協調性を身につけ、強固な人間力を形成します。
・大学との連携による高水準教育:武蔵野大学アントレプレナーシップ学部、情報経営イノベーション専門職大学、麗澤大学経営学部と連携し、高校段階から専門知識と実践スキルが得られます。

コースが掲げるキーワードとして、「両利きの学び(広げる・深める)」「コンフォートゾーンからの一歩」「経験からの学びを最大化」が挙げられ、主体的な挑戦を通じて“生きる力”を育てる教育です。

◼︎ 今後の見通し:アジアの成長を感じる国際教育拠点へ

嶺東高級中學は、同じ学校法人のもとに「嶺東科技大學」を併設しており、今回の提携により、将来的には大学や現地企業への見学・連携機会の創出も視野に入っています。

台中市は台湾でも特に発展が著しく、TSMCの工場をはじめとする先進企業が集積し、人口も増加傾向にある地域です。調印の際、周校長からは「大学や企業の見学も可能」との話があり、藤田校長は「この交流を通じて、生徒たちが発展著しいアジアのダイナミズムを肌で感じられる機会になるだろう」と語っています。

今後、両校は相互訪問や教育プログラムの共同企画、オンライン交流などを通じて、実質的かつ継続的な国際協働を展開していく予定です。

◼︎ 調印式当日の様子

台中市の嶺東高級中學にて、周錦貞校長と藤田知則校長が協定書に署名。関係者双方が温かな拍手の中、今後の交流に期待を寄せました。

麗澤瑞浪中学・高等学校は、今回の姉妹校協定およびアントレプレナーシップコースを通じて、台湾との教育連携を一層強化し、国際感覚豊かな人材育成を推進してまいります。

【麗澤瑞浪中学・高等学校について】

麗澤瑞浪は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を開塾したことから始まります。自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境の中、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。『私の未来は私が創る』をスローガンに掲げ、世界で活躍できる日本人を輩出する進学校として4つの教育の柱(探究・キャリア教育、英語・国際教育、道徳教育、確かな学力)を軸に教育活動を展開しています。本コースに関する説明会やイベントを今後開催予定です。

【本件に関するお問合せ先】

麗澤瑞浪中学・高等学校 入試広報課 担当:川瀬、鳥海
〒509-6102 岐阜県瑞浪市稲津町萩原1661
TEL: 0572-66-3173 FAX: 0572-66-3100 Email: mz-pr@mz.reitaku-u.ac.jp

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