第35回「山本七平賞」 最終候補作決定のお知らせ

2026-08-18 11:10
株式会社PHP研究所

株式会社PHP研究所(京都市南区西九条北ノ内町11、代表取締役社長 瀬津 要)は、この度、第35回「山本七平賞」の予備選考会を実施し、下記のとおり最終候補作が決定しましたのでお知らせいたします。

最終候補作

●『宗教のアメリカ』(藤本龍児 著 岩波新書) 
●『誰が日本を降伏させたか』(千々和泰明 著 PHP新書) 
以上、タイトル五十音順

山本七平賞について

山本七平賞は、平成3年12月に逝去された山本七平氏の長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、平成4年5月に創設されました。賞の対象となる作品は前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文で、選考委員は、伊藤元重(東京大学名誉教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子(日本芸術文化振興会理事長)、八木秀次(麗澤大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5氏。
最終選考会は9月9日(水)に実施され、受賞作品が決定します。受賞者には副賞として賞金300万円と記念品が贈られ、贈呈式は11月16日(月)、都内で開催予定です。

★山本七平賞の詳細、過去の受賞作品はこちらをご覧ください。

https://www.php.co.jp/company/yamamoto/

最終候補作の内容と著者(五十音順)

◆『宗教のアメリカ』(岩波新書 2026年4月17日)

『宗教のアメリカ』

『宗教のアメリカ』

現代文明のモデルとして世界に君臨したアメリカで、福音派など宗教勢力が注目を集めている。しかし、リベラルへの反発や人種問題といった分断の背景にある宗教的原動力を、私たちは正しく理解できているだろうか。建国以来の歴史やその基層にあるユダヤ-キリスト教的世界観から、私たちの知らないアメリカが見えてくる。

著者:藤本龍児(ふじもと・りゅうじ)

1976年、山口県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。 
現在―帝京大学文学部教授
専攻―社会哲学、宗教社会学
著書―『「ポスト・アメリカニズム」の世紀』(筑摩選書)、『アメリカの公共宗教』(NTT出版)

◆『誰が日本を降伏させたか  原爆投下、ソ連参戦、そして聖断』(PHP新書 2025年7月29日)

『誰が日本を降伏させたか』

『誰が日本を降伏させたか』

日本を終戦に追い込んだのは米国の原爆か、ソ連の参戦か――。戦後80年、戦争終結研究の第一人者が、長年の論争に一石を投じる。

著者:千々和泰明(ちぢわ・やすあき)

日本大学国際関係学部准教授
1978年生まれ、福岡県出身。広島大学法学部卒業。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了。博士(国際公共政策)。内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付主査、防衛省防衛研究所主任研究官、同国際紛争史研究室長などを経て、現職。
専門は防衛政策史、戦争終結論。著書に『安全保障と防衛力の戦後史 1971~2010』(千倉書房、猪木正道賞正賞)、『戦争はいかに終結したか』(中公新書、石橋湛山賞)、『世界の力関係がわかる本』(ちくまプリマー新書)など。

以上