日本オラクル、最速のエンジニアド・システム「Oracle SuperCluster T5-8」の国内提供開始を発表

日本オラクル株式会社
2013-07-08 11:00

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、オラクルのエンジニアド・システムズで最も高速な「Oracle SuperCluster T5-8」(オラクル・スーパークラスター・ティーファイブ・ダッシュ・エイト)を本日から提供開始したことを発表します。

「Oracle SuperCluster T5-8」は、コンピューティング基盤として世界最速*のマイクロプロセッサを搭載した最新の「SPARC T5-8」サーバー、ストレージ・コンポーネント「Oracle Exadata Storage Server」などのオラクル・ハードウェア製品と、オラクルのデータベースやミドルウェアを統合し、構築することで卓越した性能を実現します。その結果、異なるベンダーのハードウェア製品を自社で構築した場合と比較し、データベースおよびアプリケーションの価格性能比を最大10倍向上します。また、前世代の「Oracle SuperCluster」と比較して、性能を2.5倍向上します。

  • 17個の世界記録を樹立。ベンチマーク結果は「Oracle Benchmark」(英語)でご覧いただけます:http://www.oracle.com/benchmarks
    ** オラクル調べ

「Oracle SuperCluster T5-8」はフルラック構成で、128個の「SPARC T5」プロセッサ・コア、16テラバイトを超える高速のフラッシュ・ストレージ、数百テラバイトの高速データベース・ストレージ、最大40GbpsのスループットでストレージI/O速度を高速化する「InfiniBand」スイッチ、データ圧縮・重複排除機能を搭載した統合ストレージ製品「Sun ZFS Storage 7320 Appliance」を事前に統合し、データベースやアプリケーションに優れたパフォーマンスと最適な構成を提供します。

「Oracle SuperCluster T5-8」は単一障害点を排除した設計によって、ミッション・クリティカルなデータベースやアプリケーションに求められる高可用性を実現します。また、オーバーヘッドが生じない仮想化とセキュリティが実装され、データベースやIaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)の機能を備え、データセンターの統合やプライベート・クラウドの導入に最適です。

「Oracle E-Business Suite」、「Oracle PeopleSoft Human Capital Management」、「Oracle WebCenter Content」などのオラクル・ソフトウェアおよびSAPアプリケーションの実行を「Oracle SuperCluster T5-8」上で事前に検証した「Oracle Optimized Solutions」により、アプリケーションやデータベースのクラウド・サービスの導入期間を短縮します。

オラクル・データベース管理者やJavaアプリケーション設計者への利点として、オラクルのソフトウェアおよびハードウェアと統合・最適化した「Oracle Solaris 11」の新たな機能により、予測的セルフ・ヒーリング*機能を通じた、満足度の高いサービス・レベルを実現し、企業におけるクラウドの導入に際してのコンプライアンスに関わる高い要件にも対応します。

  • サーバーの監視を行い、サービスの管理やハードウェア不具合の検出・解析、故障個所の分離を自動で実行

オラクルの仮想化技術「Oracle VM Server for SPARC」によってデータベースやアプリケーションのパフォーマンスや容量、可用性に応じたプロビジョニングを可能にし、求められるサービス・レベルの運用管理を高い費用対効果で実現します。「Oracle Solaris 11」と、オラクルのハードウェア全体と仮想環境を管理する「Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c」を一体化することで、高度なセキュリティと俊敏性を備えたミッション・クリティカルなサービス環境における設定や実装、監視、運用管理が可能になります。

●「Oracle SuperCluster T5-8」について
・「Oracle SuperCluster T5-8」は、16コアの「SPARC T5」プロセッサを最大8個搭載する「SPARC T5」サーバーの上位機種「SPARC T5-8」を2台収容します。オペレーティング・システム「Oracle Solaris 11」を搭載し、「Oracle Exadata」で実証済みのストレージ・コンポーネント「Exadata Storage Server」、ミドルウェアの処理を高速化する「Oracle Exalogic Elastic Cloud Software」、アプリケーション同士の高速な接続を実現する「InfiniBand」スイッチ、データ圧縮・重複排除機能を搭載した統合ストレージ基盤「Sun ZFS Storage 7320 Appliance」を事前に統合し、構成を最適化することで導入期間を短縮できます。また、仮想化技術「Oracle VM for SPARC」や「Oracle Solaris Zones」により、アプリケーションを安全に仮想化し、システムを統合することが可能です。

・最小構成価格(ハードウェア構成のみ)
 -「Oracle SuperCluster T5-8」:64,674,000円(税抜き)

・写真:http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=241

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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