「廃棄されてしまう梨に付加価値を」 地元農家の所得安定に、川崎市の2企業が貢献します。 菓子匠 末広庵とセレサ川崎農業協同組合が 多摩川梨を使用した和菓子2商品を共同開発。 「多摩川梨羊羹」「多摩川梨のみるくまんじゅう」を 8月1日(土)より新発売
川崎で1952年に創業した和菓子店、菓子匠 末広庵(運営会社：株式会社スエヒロ、本社：川崎市川崎区、代表取締役：三藤 哲也)では、農畜産物の供給をはじめ、地域金融機関として事業を展開するセレサ川崎農業協同組合(本店：川崎市宮前区、代表理事組合長：原 修一)と共同開発した和菓子「多摩川梨羊羹」と「多摩川梨のみるくまんじゅう」を2020年8月1日(土)から新発売いたします。菓子匠 末広庵県内6店舗およびJA大型農産物直売所セレサモス麻生店・宮前店にて販売いたします。
開発の経緯
2019年に収穫予定であった多摩川梨は気候の影響を受け、「みつ症」という病気で甚大な被害を受けました。みつ症とは果肉の一部が放射状に水浸状となり、症状が進むと果皮が潤んだようになる病気で、果物そのものとして出荷することができなくなってしまいます。
本来であれば廃棄処分されるはずであった多摩川梨を、セレサ川崎農業協同組合が一括買取りしピューレに加工。その多摩川梨ピューレを、地元菓子店である菓子匠 末広庵が菓子原料として使用し、本商品が生まれました。
廃棄される梨を付加価値のあるピューレにし、菓子に加工し販売することは、地元農家の所得安定につながる地域貢献の取り組みであると考えています。
商品の紹介
「多摩川梨羊羹」
多摩川梨のピューレをねっとりとした柔らか食感の羊羹に仕上げました。
まるで梨そのものを食べているような味わいです。冷やすと、より美味しくお召し上がりになれます。
「多摩川梨のみるくまんじゅう」
多摩川梨のピューレを白餡に練りこみ、しっとりと焼き上げた皮で包んで焼き上げました。バターの香ばしい薫りと、口に広がる梨の甘みが美味しいおまんじゅうです。
商品の詳細
多摩川梨羊羹
販売期間 ： 8月1日(土)より
販売場所 ： 菓子匠 末広庵 神奈川県内6店舗および公式ECサイト
https://www.suehiroan.jp/fs/suehiroan/wagashi/tamagawanashi2
JAファーマーズマーケットセレサモス川崎市内2店舗
内容量 ： 1本420g 1,800円(税込)
商品サイズ： 212×70×45(mm)
原材料 ： 白生餡(国内製造)、砂糖、梨ピューレ、水飴、ワイン、寒天、
寒天加工品／トレハロース、香料
賞味期限 ： 製造日より40日間
保存方法 ： 直射日光、高温多湿を避け、常温にて
多摩川梨のみるくまんじゅう
販売期間 ： 8月1日(土)より
販売場所 ： 菓子匠 末広庵 神奈川県内6店舗および公式ECサイト
https://www.suehiroan.jp/fs/suehiroan/wagashi/tamagawanashi1
JAファーマーズマーケットセレサモス川崎市内2店舗
内容量 ： 1箱5個入 700円(税込)
1個あたり33g
商品サイズ： 220×90×60(mm)
原材料 ： 砂糖(国内製造)、白生餡、梨ピューレ、小麦粉、鶏卵、バター、
水飴、寒天加工品、ワイン、ぶどう糖／香料、膨張剤、
(一部に小麦・卵・乳成分を含む)
賞味期限 ： 製造日より45日間
保存方法 ： 直射日光、高温多湿を避け、常温にて
多摩川梨とは
多摩川流域を中心に収穫される梨の総称で、市内では約250年前から栽培されています。
優れた農産物をブランド化し、地場産のイメージを消費者にアピールする「かわさき農産物ブランド品」にも登録され、根強くファンに支持されております。
菓子匠 末広庵とは
菓子匠 末広庵は川崎大師のお膝もとで1952(昭和27)年に創業した和菓子店です。
創業より川崎大師にちなんだ数多くの商品を販売しており、最近では川崎市制80周年を記念事業である「音楽のまち・かわさき」にちなんだ商品の販売もしております。創業の地である川崎への貢献、本物のおやつの味を多くの方へ届けたいという想い、そして新たな挑戦を込め、日々新たな価値創造を進めています。
◆会社概要
社名 ： 株式会社スエヒロ
屋号 ： 菓子匠 末広庵
代表者 ： 三藤 哲也(ミトウ テツヤ)
所在地 ： 神奈川県川崎市川崎区東田町3-16
TEL ： 044-233-4658
FAX ： 044-233-0614
URL ： http://www.suehiroan.co.jp/
