中国・10世紀、乱世の小さな仏教国 呉越国 特別展 地上の天堂 杭州と呉越国―-渡海する信仰と美
~日本に伝えられた浄土への想い~
2026-09-30 16:00
近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2026年10月24日(土)~12月6日(日)まで、特別展 「地上の天堂(パラダイス) 杭州と呉越(ごえつ)国(こく)――渡海する信仰と美」を開催いたします。
「天有天堂、地有蘇杭」(天には天国があるように、地には蘇州・杭州がある)――江南の杭州は実り豊かな豊穣の土地として、また西湖に代表される景勝の地として、古くより憧れの対象となりました。また貿易港として海上交通の要衝でもあり、呉越国の初代国王 銭鏐による銭塘江の護岸工事や運河の発達、海商たちの活躍により、杭州は国際都市として文化をつなぐ役割を果たしてきました。
また五代十国時代(10世紀)、杭州を首都とした呉越国は仏教が栄え、浄慈寺をはじめ、寺院や仏塔で溢れていました。第五代国王 銭弘俶が発願した「銭弘俶塔」は、呉越国の領土であった地域を除き、東アジアでは日本で最も数多く発見されています。また近年、中国では活発な発掘調査によって、呉越国時代の仏教が北宋時代以降も民間に根付いていたことが知られます。
この展覧会では、呉越文化の伝播とその日本における信仰のあり方について再考するとともに、麗しい杭州のイメージをたどり、国際文化都市としての杭州に焦点を当て、平安時代の日本や高麗、大理国など、広く交差した文化の流れを見て行きます。
詳細は別紙のとおりです。
