ワクチン技術の世界市場、2017年までに434億米ドル規模へ

株式会社グローバルインフォメーション
2013-09-09 19:00

株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社BCC Researchが発行した報告書「Global Markets for Vaccine Technologies (ワクチン技術の世界市場)」の販売を開始しました。

2012年の世界におけるワクチン技術市場は、336億米ドルでした。BCC Researchでは、同市場は2017年まで5.3%の複合年間成長率(CAGR)で拡大し、434億米ドルに達すると予測しています。

ワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVI)によると、ワクチンは年間250~300万人の命を救い、多くの病気を予防しています。しかし、多くの発展途上国では、先進国では手に入るワクチンを入手できない、または入手までに長く待たなければならず、救える可能性のある命が失われています。GAVIや世界保健機構(WHO)、国連児童基金(UNICEF)、世界銀行、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、援助国政府、発展途上国、国際的な開発・支援団体、製薬業界などが協力し、この状況を変えようとしています。

使用やカバー率、認知、開発などの観点から見た過去10年間のワクチン業界の進展は大きなものです。ワクチン技術がHIV/AIDSやマラリア、ガン、アルツハイマーやパーキンソン病などの神経変性疾患などの病気を予防するために開発されているため、人間および動物用製品、プラットフォーム、および技術の市場は成長を続けています。

ワクチンの開発は、政府や国際機関の調査資金を受けて新興市場で拡大しています。大企業は研究開発や新技術、戦略的提携に力を注いでいます。さらに、コスト効率がよく、厳しい安全基準に則った品質の高い製品への需要があるため、ワクチンメーカーはサプライヤからのさらなる支援を求め、各地域での生産レベルの拡大を目指しています。

同レポートでは、ワクチンの世界市場の概要を、今後4~5年間の予防接種の発展をあわせて取り上げます。人間用と動物用の2つの大きなカテゴリにわけ、市場を分析し、さらに必要に応じて細分化して検証します。当レポートはまた、北米、欧州、および新興市場の地域別分析もおこなっています。

市場調査レポート: ワクチン技術の世界市場
Global Markets for Vaccine Technologies
http://www.gii.co.jp/report/bc144335-vaccine.html
出版日: 2013年07月29日
発行: BCC Research

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