【BIOME Kobe】御影へ移転したアートギャラリーBIOMEの開催中展覧会のご案内です。 移転後初となる展覧会は、東京中心に世界中で活躍する画家であり、イラストレーターの木内達朗の個展。いよいよ中盤にさしかかりました。
木内達朗の「木」を、手元に迎えるということ 木内達朗 絵画個展「Neighborhood Park」より
2026年5月吉日
現在、神戸・御影のアートギャラリー BIOMEでは、2026年5月31日(日)まで、木内達朗 絵画個展「Neighborhood Park」を開催しています。移転後初となる展覧会として、木内氏の近作・新作を含む絵画作品などをご紹介しています。
木内達朗氏は、広告、書籍、アニメーションなど多様な領域で制作を続けてきた、画家・イラストレーターです。国内外のメディアで広く作品を発表してきた一方で、原画作品が一堂に会する機会は限られてきました。
本展は、木内氏の絵画を、画面や印刷物ではなく原画としてご覧いただける、西日本初の展覧会です。また、作品を鑑賞するだけでなく、自宅やオフィスをはじめ、それぞれの空間のなかで長く時間をともにする一枚として選んでいただける機会でもあります。
原画と出会う展覧会
木内氏の作品との出会いは、書籍装画や広告だったかもしれません。池井戸潤『半沢直樹』『下町ロケット』シリーズ、重松清『きよしこ』の装画をはじめ、すでに多くの方が木内氏の絵に触れています。BIOMEでも、「どこかで見たことがある」「広告や書籍で目にしてきた」と話されるお客様が少なくありません。
今回の「Neighborhood Park」個展では、そうした広告や書籍装画などの制作とは異なり、木内氏自身の視点や判断から描かれた作品が中心となります。
公園を起点にしながら、木々、車、バイク、橋、白黒のリボン状のモチーフなどが画面に現れます。風景を説明するための絵ではなく、具象と抽象、速度と停止、日常と不穏が同じ画面に置かれ、ぐっと惹き込まれる作品が並びます。
マスキングによる硬質なエッジ、絵具の層、色の温度、光の入り方は、原画だからこそ伝わる要素です。木内氏の作品を「知っている」と感じていた方にも、原画では別の見え方があります。
一点ものを迎える、という選択
観覧のみで作品の購入はハードルが高いなどとお考えの方も多いようです。直接作品を観ていただくことは、とても大切なことです。展覧会は無料ですので、ゆっくりと作品をご覧いただき、心に残る一枚がありましたら、ご自身の空間へ迎えることもご検討いただけます。
会場での鑑賞に加え、設置場所、額装、納品方法などについてもご相談いただけます。
作品を選び、手にする理由は人によってさまざまですが、BIOMEでは、アーティストの経歴や知名度のみで第一義的に選ばれることはおすすめしていません。毎日観る場所に、どの作品を置くかを考えることも、作品を選び、手にする大切な理由のひとつではないでしょうか。
木内氏の絵画には、仕事で培われた精度と、「絵を描くのが好きだった」と語る木内氏が、変わらず描き続けてきた強さが共存しています。長く仕事として絵を描いてきた人が、条件を外して描いた作品を、生活の中へ迎える。その選択を、本展でご検討いただければ幸いです。
作品を自宅へ迎えると、ギャラリーとはまた異なる表情を見せてくれるかもしれません。朝と夜の光の違いだけでなく、ご自身のその時々の気持ちによっても、作品の見え方は少しずつ変化していきます。
会期は2026年5月31日(日)までとなります。会期も後半に入り、作品をよりゆったりと静かにお愉しみいただける時期です。初見の方はもちろん、すでにご来廊くださった方も、改めて木内氏の原画作品を心ゆくまでご覧ください。
本展の作品は、BIOMEの Meeting You Online でもご覧いただけます。
Meeting You Online は、会場での鑑賞後にもう一度作品を見直したり、遠方から作品をご検討いただいたりできる、オンラインでのご紹介ページです。作品のサイズ、価格、詳細をご確認いただけるほか、作品との出会いの入口としてもご利用いただけます。
木内達朗氏の個展「Neighborhood Park」の作品を中心にご紹介しております。またBIOMEに寄せられているストック作品もあわせて掲載しておりますので、Meeting You Online でもお愉しみください。
Meeting You Online
https://biomekobe-store.square.site/

展覧会概要
木内達朗 絵画個展「Neighborhood Park」
2026年5月9日(土)- 5月31日(日)
10:00 - 17:30 *最終日は10:00 - 15:00
・水曜日と木曜日は休廊となります。
・観覧は無料となります。作品購入については会場にてご相談いただけます
BIOME(バイオーム)
〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影2丁目6番11号BIOME 御影 Alcove 1階
阪急電車 御影駅 南西出口 徒歩2分
アーティストプロフィール
木内達朗(Tatsuro Kiuchi)/画家・イラストレーター。
東京生まれ。国際基督教大学教養学部(生物学専攻)卒業後、渡米。ArtCenter College of Design(Pasadena)Illustration 卒。
The New Yorker、The New York Times、United Airlines、Royal Mail など国際的媒体に作品を提供。書籍装画、雑誌挿絵、広告、アニメーションなど多様な分野で活動しながら、デジタルとアナログの双方を横断する表現を展開している。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員、イラストレーション青山塾講師。
以 上
お問い合わせ:
BIOME(バイオーム)
兵庫県神戸市東灘区御影2丁目6番11号
BIOME御影Alcove 1階(〒658-0047 )
栗山典
現在、電話での対応は行っていません。メールにてお問い合わせください。



新作のご紹介
この個展ではアクリル画を主軸にご紹介しています。これまで使わなかったマスキングテープを、丁寧に緻密に操り制作。木内氏は、「、パズルマスキングでは一度切り抜いて剥がしたパーツをもとの台紙にていねいに戻して保管し、次にその部分をマスクする必要ができたときに、画面に貼り戻します。これにより、違う色の部分を塗る際に、新たにマスキングシートを貼って形を切り抜く必要がなくなります」と語ります。
