インスリン・デリバリー装置 - 糖尿病有病率の増加が市場をけん引

株式会社グローバルインフォメーション
2012-01-18 12:30

株式会社グローバル インフォメーションは、グローバルデータが発行した報告書「Insulin Delivery Devices - Global Pipeline Analysis, Competitive Landscape and Market Forecasts to 2017 (インスリン・デリバリー装置:世界のパイプライン分析・機会評価および2017年までの市場予測)」の販売を開始しました。

グローバルデータでは、2010年における世界のインスリン・デリバリー装置市場は74億米ドル規模と推定しています。

糖尿病の有病率の大幅な増加、インスリン・デリバリー装置の償還、そして、肯定的な臨床転帰によって、同市場は、複合年間成長率(CAGR)6%で拡大し、2017年には110億米ドルを超える見通しです。

米国は、最大のインスリン・デリバリー装置市場で、2010年の市場規模は28億米ドルでした。その後、CAGR 6%で成長し、2017年には42億米ドルに達する見通しです。

この成長は、すべての年齢層における糖尿病有病率の増加、インスリン・ポンプの高い市場浸透率、そして保険償還制度を含む多くの要因によってけん引されるでしょう。

インスリン・ポンプは、欧州各国に比べ、米国でより一般的に使用されています。

2010年5月に発行されたJournal of Diabetes Science and Technologyの記事によれば、インスリン・ポンプは、米国ではインスリン・デリバリー用に多く利用されていますが、一方、欧州では、インスリン・ペンが一般的に使用されています。

さらに、Juvenile Diabetes Research Federation (JDRF)によると、米国では、およそ40万人の1型糖尿病患者が、インスリン・ポンプを使用しているとのことです。

市場調査レポート: インスリン・デリバリー装置:世界のパイプライン分析・機会評価および2017年までの市場予測
Insulin Delivery Devices - Global Pipeline Analysis, Competitive Landscape and Market Forecasts to 2017
http://www.gii.co.jp/report/gd227854-insulin-delivery-devices-global-pipeline-analysis.html
出版日 2012年01月
発行: GlobalData

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インスリン・デリバリー装置

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