【近江学研究所】 新所長就任のお知らせと7月4日開催の特別公開講座について ~近江の精神を次代へ。新体制で描く『未来の近江』へ~

2026-04-24 09:30
成安造形大学附属近江学研究所

成安造形大学附属近江学研究所(所在地:滋賀県大津市)は、2026年度からの新体制発足に伴い、新所長の就任、および新体制初の研究テーマ「コモンズ」を掲げた特別公開講座の開催を決定いたしました。当研究所は、近江固有の文化・風土に宿る「豊かさ」を芸術の創造精神と結びつけ、現代社会における普遍的価値を探求してきました。新体制のもと、近江の文化を再定義し、地域社会の未来を展望する新たな取り組みを始動します。

新所長就任のお知らせ

近江学研究所の前所長である小嵜善通が2025年9月12日から京都成安学園の理事長に就任したことを機に、同年9月末日をもって近江学研究所の所長を退任いたしました。以後、当時副所長の加藤賢治が所長代理を務めておりましたが、2026年4月1日をもって第4代所長に就任いたしました。

小嵜前所長(左)と加藤新所長(右)

小嵜前所長(左)と加藤新所長(右)

加藤新所長

加藤新所長

プロフィール

加藤賢治 (かとう・けんじ)
1967年、京都市生まれ。1991年立命館大学産業社会学部卒業後、高等学校地歴科・中学校社会科非常勤講師を経て、2004年佛教大学大学院文学研究科仏教文化専攻修了、2011年滋賀県立大学大学院人間文化学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、成安造形大学教授・附属近江学研究所研究員として滋賀県をフィールドに宗教民俗の研究を続けている。2026年4月に附属近江学研究所所長に就任。主な著書に『水と祈りの近江を歩く』(サンライズ出版)などがある。

加藤新所長コメント

近江学とは未来学といえます。近江の歴史文化、民俗を検証し、忘れ去られた生活の知恵を未来へ生かすために「近江学」があると。我々研究員はその信念を守って、文化誌「近江学」を編集し、公開講座を企画し、現地研修を実施してきました。最新号の文化誌「近江学」17号には、思想家の内田樹先生に巻頭インタビューを受けていただき、まさに、未来へ向けて必要な人のつながりや、組織のあり方について語っていただきました。
現代のグローバルな経済中心主義の社会、そしてAIの急速な発達が進む社会に何が必要か。壮大な問いではありますが、その「解」は、地方の地域社会のあり方に糸口があると考えます。そのために近江という一つの地域を真剣に深掘りする中で何かが見えてくるはずであると信じています。

特別公開講座

講座名   : コモンの再生―日本型コミューン主義のために
開催日時  : 2026年7月4日(土)14:00~15:30
講師    : 内田 樹 氏(凱風館 館長 学校法人神戸女学院理事長・
        神戸女学院大学名誉教授)
会場    : 東本願寺視聴覚ホール(京都市下京区烏丸通七条上る)
受講料   : 500円
お申込み方法: 近江学ポータルサイト内「講座案内&申込」から
        お申込みください(二次元コードは下記参照)

近江学研究所では、2023年度から「コミュニティ」をテーマとして近江を探ってきましたが、今年度から「コモンズ」研究へと展開し、共有の場やモノだけでなく、制度や仕組み、ガバナンスに注目していきたいと考えています。研究を進めるにあたって、内田先生にこの特別公開講座で「コモンズ」の重要性とともに未来の日本社会の行方、地域社会のあり方について鋭く言及していただきます。

講師:内田 樹 氏

講師:内田 樹 氏

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滋賀県の自然・歴史・文化に対して興味関心のある方、知識や見聞を深めたいとお考えの方に向けて会員限定講座や現地研修を開催しています。入会費・年会費は無料ですので、ぜひお気軽にご入会ください。

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