個人向け3Dプリンター市場の予測と市場シェア予測:SmarTech

株式会社グローバルインフォメーション
2013-09-03 10:00

株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社SmarTech Markets Publishing LLCが発行した報告書「Personal 3D Printers: Market Forecast and Market Share Analysis: 2013-2022 (世界の個人向け3Dプリンター市場:市場予測と市場シェア分析)」の販売を開始しました。

当レポートによると、個人向け3Dプリンターの市場は今年1億1500万米ドルに達し、2018年までには5億9000万米ドルに成長する見込みです。個人向け3Dプリントによる総収益(プリンター、スキャナー、ソフトウェア、サービスによるもの)は、2018年までに14億6000万米ドルに達すると予想されます。

現在、個人向け3Dプリンターを扱っている企業は40社以上ありますが、SmarTechによると、収益の4分の3はそのうちの3社:MakerBot(近日中にStratasysに吸収される予定)、3D Systems 、 Beijing Tiertimeによって生み出されています。また、3Dプリンター分野における収益の90%以上は、Aleph Objects、Fabbster、Formlabs、German RepRap、Printrbot、Solidoodle、Ultimakingの合計10社によるものです。

SmarTechによると、個人向け3Dプリントは、AmazonやMicrosoft、Staples、Sainsbury’s、UPSといった大手ブランドによるサポートの結果、信頼性を伸ばしています。一方で当レポートでは、企業の開発力を高めるために3Dプリンターを購入してエンジニアを支援する企業が増加すると予想しています。

SmarTechはさらに、個人向け3Dプリントソフトウェアにも大きな市場機会があるとしています。現在のこの市場の機会の多くは、「メーカー」の関係者の動きが目的とされており、一般消費者や小規模企業にはあまりありません。実際、SmarTechでは、個人向け3Dプリンターがいずれ新たなMicrosoftを生み出すのかについては疑問を呈しています。個人向け3Dプリントソフトウェアは、2018年までに3億1000万米ドルに達する見込みです。

当レポートは、ソフトウェア、サービス、スキャナー、およびプリンターそのものの、8年間の市場予測を取り上げます。消費者、メーカー、教育・医療・歯科での用途などに分類して分析するほか、主要プリンタメーカーのプロファイいるも、市場シェアの評価と共に盛り込んでいます。

市場調査レポート: 世界の個人向け3Dプリンター市場:市場予測と市場シェア分析
Personal 3D Printers: Market Forecast and Market Share Analysis: 2013-2022
http://www.gii.co.jp/report/stmp278901-personal-3d-printers-market-forecast-market-share.html
出版日:2013年08月23日
発行:SmarTech Markets Publishing LLC

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