哺乳類細胞培養市場、トップはLife TechnologiesのGibco
株式会社グローバル インフォメーションは、Percepta Associates Inc.が発行した報告書「2012 Cell Culture Dashboard Series 4 (細胞培養市場)」の販売を開始しました。
培養における哺乳類細胞の成長と増殖は、機械的に繰り返されるものである一方、これらは遺伝子発現やタンパク質機能、治療学において、非常に重要な先駆細胞でもあります。細胞培養製品は、従来の細胞株について研究を行っている科学者のみならず、幹細胞や処置された細胞株など、新たなモデルシステムの実験に関わる研究者まで、幅広く使用されています。
同レポートでは、細胞培養市場の主要かつ利用可能な市場指標へのアクセスを提供しており、同社の2010年および2008年の細胞培養レポートに示されたデータ(市場シェア、各種の細胞培養製品の使用頻度、処理量、顧客満足度/変更に関する傾向など)が比較されています。
主に北米と欧州で哺乳類細胞培養の研究に関与している科学者487人を対象に実施した、21の質問からなるアンケートへの回答をまとめており、以下の製品分野ならびに全体的な細胞培養製品市場における主要な市場指標を明らかにしています。
・基本培地
・ウシ胎仔血清
・その他の動物の血清
・平衡塩類溶液
・無血清培地
・乾燥粉末培地(細菌増殖用を除く)
・増殖因子と接着因子
・幹細胞培養試薬
同レポートは、顧客の細胞培養製品に対する満足度や、サプライヤーの変更における傾向についても分析も行っています。Percepta Associatesの共同創設者であり、社長でもあるアリソン・ローランド氏は、「分析対象の細胞培養製品分野では、リーダーシップが確立しています。しかしながら、8つの製品分野のうち4つの分野において、少なくとも30%の回答者が、より低価格、またはより高性能の製品への変更に関心を持っていることが分かりました。これは、高品質で手頃な価格の、そしてロット間の均一性が維持された、信頼に足る培地の必要性を示しています」と説明しています。
市場調査レポート: 細胞培養市場
2012 Cell Culture Dashboard Series 4
http://www.gii.co.jp/report/pai128342-cell-cult-dashboard.html
出版日: 2012年09月01日
発行: Percepta Associates Inc.
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