東芝に「SPARC/Solaris」サーバーを納入

日本オラクル株式会社（本社：東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者：デレク・エイチ・ウイリアムズ、以下：日本オラクル）は、株式会社 東芝（本社：東京都港区芝浦、代表執行役社長：田中 久雄、以下：東芝）に、オペレーティング・システム「Oracle Solaris」が稼働する「SPARC」サーバー（以下、「SPARC/Solaris」サーバー）を納入したことを発表します。東芝は本サーバーを利用し、東芝グループ約20万の社員が利用するプライベート・クラウド基盤を構築しました。

信頼性と可用性が高い「Oracle Solaris」と「SPARC T4」サーバーの組み合わせによる基幹システムの安定運用と拡張性の高いプライベート・クラウド基盤が高く評価されました。仮想化技術「Oracle VM for SPARC」と「Oracle Solaris Legacy Containers」を活用し、従来システムのミドルウェアやアプリケーションを変更することなく、移行先環境でそのまま稼動させることで、迅速かつ低コストでの移行を実現しました。

東芝グループは、約20万の社員がグローバルでビジネスを展開しています。2003年に導入したUNIXサーバー「Sun Fire 15K」「Sun Fire E25K」「Sun Fire E2900」では、ハードウェア・パーティショニング*を活用したサーバー集約で100を超える基幹システムを統合し、運用していました。保守終了期限を前に、事業環境の変化に柔軟・迅速に対応できる情報システムとして、最新の機能と性能を備えるハードウェアへの統合・最適化に着手しました。東芝、東芝インフォメーションシステムズ株式会社、東芝ソリューション株式会社の
3社は、日本オラクルの検証センター「オラクル・ソリューション・センター」で、「SPARC/Solaris」サーバーによる仮想環境の構築と移行手順を確認、検証しました。これにより、短期間でのスムーズな移行を実現しています。

• 1台のサーバーを複数の領域に区切り、それぞれの領域でOSやアプリケーションを動作させて、複数のシステム構築を可能にする機能

新しいプライベート・クラウド基盤は、関東のデータセンターに9台、関西のデータセンターに6台、合計15台の「SPARC T4」サーバーのクラスタ構成です。基幹システムの「Oracle Database」が統合され、東芝グループ各社の人事・給与、経理、調達、販売、生産管理、業務支援など100を超える基幹システムが稼動しています。また、東芝グループが生産、調達、販売、経理などの各分野で活用している基幹業務アプリケーション製品「Oracle E-Business Suite」において、このプライベート・クラウド基盤への移行で、応答性能の向上を実現しています。

「SPARC/Solaris」サーバーを利用したプライベート・クラウド基盤へのシステム集約では、基幹システムの安定運用に加え、以下の効果が得られています：

• システムの集約率が格段に向上
• サーバーの運用コストと保守費を約半分に削減*
• アプリケーションの応答性能向上

• 東芝調べ

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社　広報室　谷地田
TEL: 03-6834-4837　FAX: 03-6834-6129　E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム　http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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