岡崎で広がる“革新的アトツギ”支援と地域の次の一手 「アトツギ×スタートアップ」共創イベント オカビズが2月26日(木)開催
事業承継をアップデート/後継者4名とスタートアップ代表4名が登壇
2026年2月26日(木)、岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(センター長:高嶋 舞/所在地:岡崎市康生通西)は、ベンチャー型事業承継「アトツギ」とスタートアップの共創をテーマにした初開催イベント「アトツギ×スタートアップ」を開催します。イベントタイトルは「イノベーションの扉を開け モノづくりとテクノロジーの交差点」です。

当日は、愛知県のスタートアップ拠点「STATION Ai」を運営するSTATION Ai株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐橋 宏隆氏をゲストに迎え、岡崎のアトツギ4名と、全国で活躍するスタートアップ代表者4名による発表およびパネルディスカッションを行います。
全国的に事業承継が大きな課題となる中、岡崎市では“継ぐ”だけではなく、イノベーションを起こす「アトツギ」にフォーカスした支援の動きが広がっています。中小企業庁が実施するアトツギ甲子園への挑戦者が増えるなど、岡崎のアトツギへの注目が高まりつつあります。

イベント概要
『イノベーションの扉を開け モノづくりとテクノロジーの交差点』
日時 : 2026年2月26日(木)14:00~16:00
会場 : 図書館交流プラザ りぶら 1Fホール
参加費: 無料
主催 : 岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ
イベント趣旨 「アトツギ×スタートアップ」
・ 岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズでは、初の試みとして本イベントを岡崎市内で開催します。
・ 製造業や老舗企業が集積する岡崎で実施することで、都市部のイベントには参加しづらかった地元中小企業の経営者の方々にも、気軽に参加いただける場を目指します。
・ アトツギとスタートアップ、それぞれの取り組みや考え方に触れることで、これまでとは異なる視点や、新たな連携(共創)の可能性が生まれる“接点”となることを期待しています。
・ 中小企業の事業承継や新規事業に関心のある経営者・後継者の方に向け、具体的なイノベーションのヒントと出会い(共創)を持ち帰れる場を提供します。
イベント詳細
日時 : 2026年2月26日(木)14:00~16:00
会場 : 図書館交流プラザ りぶら 1Fホール
参加費 : 無料
主催 : 岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ
内容(予定) : 1. オープニング
2. アトツギ&スタートアップ ピッチ
3. パネルディスカッション
4. 交流会
登壇者
▼アトツギ(後継者)
株式会社イナック : 代表取締役 谷口 博司氏
株式会社東海モデル : 代表取締役 尾崎 剛史氏
有限会社タキコウ縫製: 滝川 昇吾氏
岡崎製材株式会社 : 経営企画室室長 八田 壮史氏
▼スタートアップ
株式会社FACTORY X : 代表取締役 神谷 喜穂氏
Crystal株式会社 : 代表取締役社長 蒼佐 ファビオ氏
株式会社フツパー : 西日本営業部 マネージャー 神藤 祐斗氏
株式会社Smart Craft: 代表取締役 浮部 史也氏
▼ゲスト
STATION Ai株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐橋 宏隆氏
▼モデレーター
岡崎ビジネスサポートセンターチーフコーディネーター/武蔵野大学教授 秋元祥治
詳細
岡崎のベンチャー型事業承継「アトツギ」の状況と今後の展開
岡崎の特徴
岡崎市は、輸送用機械や生産用機械など多様な製造業が集積する、県内有数の工業集積地です。市内のものづくり事業者が外部の新たなアイデアや技術を取り入れる新規事業開発を後押しする取り組みも進められており、「モノづくり×テクノロジー」の接点が生まれやすい土壌があります。
また岡崎を含む西三河地域は、自動車関連産業を中心に第2次産業の比率が高い産業構造を持ち、愛知の成長を牽引する“ものづくりの中枢”として位置づけられています。
さらに岡崎には、100年以上続く企業に焦点を当てた研究誌が発刊されるなど、老舗企業が地域の蓄積として存在しています。こうした「長寿企業が多い=変化に適応してきた歴史」が、事業承継の局面で“守る承継”にとどまらない新しい挑戦(アトツギのイノベーション)につながりやすいのが岡崎の特徴です。
岡崎のアトツギの状況
中小企業庁が実施するピッチイベント「アトツギ甲子園」は、中小企業・小規模事業者の後継者が、既存の経営資源を活かした新規事業アイデアを発表する全国大会です。第6回では、全国225名のエントリーから書類審査を経て地方大会出場者90名が選出され、地方大会(6ブロック)で勝ち上がった計18名が決勝大会へ進出します。そのような中で、岡崎ゆかりの後継者が4名地方大会に出場し、うち2名が決勝大会へ進出しています。
また、岡崎のアトツギの活躍も全国的に注目されつつあります。たとえば、株式会社岡崎竜城スイミングクラブの大森 玲弥氏(取締役)は、「第5回アトツギ甲子園」決勝で優秀賞を受賞しました。同氏は、過去大会のファイナリスト等を中心に任命される「アトツギ甲子園地域アンバサダー」としても発信を続けています。
岡崎市におけるアトツギ支援の動き
岡崎市では、事業承継を検討する事業者向けに、相談会やセミナー等を無料で実施しています。
また、愛知県事業承継・引継ぎ支援センター等と連携した個別相談会も継続的に開催されており、後継者・承継準備に関する相談機会の提供が進んでいます。
こうした流れの中、岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズでも、後継者(アトツギ)に焦点を当てた学びと出会いの場づくりを強化しています。2025年10月14日には、アトツギを主要テーマに据えたイベント「イノベーション最前線~アトツギが創る会社の未来~」を開催し、地域におけるアトツギ支援の機運を高めています。
直近のアトツギに関する取り組み予定
(1) アトツギ甲子園登壇者に学ぶ「岡崎アトツギ座談会」
日付: 2026年3月9日(月)
目的: 自発的・意欲的で、通常は支援機関との接点が薄い後継者・
後継予定者に向け、支援機関担当者が「顔の見える関係」を
つくる機会を設けます。あわせて、岡崎市における事業承継施策や
アトツギ甲子園の認知拡大を図り、市域一体で登壇者を
応援する機運を醸成します。
詳細: URL https://www.city.okazaki.lg.jp/1400/1404/1416/p039780.html
(2) 「岡崎アトツギ名鑑」パネル展
期間:2026年4月6日(月)~4月18日(土)
会場:図書館交流プラザ りぶら/イオンモール岡崎 3階 オカビズスペース
内容:岡崎のアトツギたちの挑戦を「見える化」するパネル展示を行います。
■参考:各地で広がる「アトツギ×スタートアップ」の取り組み
近年、事業承継を控える中小企業にとって、これまで培ってきた強みを次の時代につなぐことが大きなテーマとなっています。一方でスタートアップは、新しい技術やビジネスモデルで市場を切り拓く動きが加速しています。こうした背景から、アトツギの現場力・経営資源と、スタートアップの発想・技術を掛け合わせる「共創」への期待が高まっています。
その流れを受け、アトツギとスタートアップの経営者が出会い、互いの取り組みを共有するイベントや交流の場が全国各地で広がっています。日本経済新聞社が2019年から2024年にかけて関連イベントを開催したほか、岐阜や岡山など地域ごとの取り組みも進み、「アトツギ×スタートアップ」は全国的な潮流になりつつあります。
岡崎ビジネスサポートセンター オカビズ
岡崎市が2013年に設立した売上アップに特化した中小企業のビジネス相談所。12年間で約4,500社、約29,000件の相談を受ける。常に予約でいっぱいなことから「行列の絶えない相談所」とも評される。
名称 : 岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ
HP : https://www.oka-biz.net/
所在地: 岡崎市図書館交流プラザ・りぶら2F
〒444-0059 愛知県岡崎市康生通西4-71
岡崎市図書館交流プラザ・りぶら 2F
イオンモール岡崎 3F
〒444-0840 愛知県岡崎市戸崎町外山38-5 イオンモール岡崎 3F
受付 : 10:00~12:00、13:00~16:30
定休日: 土曜・日曜 ※りぶらは水曜日全館休館につき休業