広島ホームテレビのドキュメンタリー映画『原爆資料館 語り継ぐものたち』、ヨーロッパ最大規模の国際映像祭で金賞
“歴史の現場”の全容を捉えた映画、7月劇場公開

広島ホームテレビ(本社:広島市中区)の映画『原爆資料館 語り継ぐものたち』が、ドイツで開催された国際映像祭「World Media Festivals 2026」のドキュメンタリー(歴史・伝記)部門の金賞を受賞。最終結果は、現地時間5月7日に主催者より発表されました。
同局の海外賞は、テレビ朝日との共同制作で、2015年、「ザ・スクープスペシャル 終戦70年特別企画 原爆70年目の真実」がニューヨークフェスティバルで受賞して以来二度目です。


「World Media Festivals」とは

2000年にドイツで創設された国際的な映像コンペティションで、ヨーロッパ最大級のコンクールのひとつです。
ワールドメディアフェスティバルでは、ドキュメンタリー作品、テレビ番組や広告、ウェブムービー、企業映像など、さまざまなジャンルで映像の表現力が競われています。
2026年、参加34か国・エントリー803作品
世界中の作品から国際的に評価されたものに金賞・銀賞が授与されます。
審査基準は、独創性、技術、ストーリーテリング、コミュニケーション、そして創造的なインパクトにおいて際立った作品など、映像の技術力といった点だけではなく、作品に込められた高いメッセージ性や企画力、社会的価値などを多角的に評価していることも、このコンクールの特徴です。
『原爆資料館 語り継ぐものたち』とは
歴代館長が、命を削って守り続けた“歴史の現場”である広島平和記念資料館。その全容を捉えた『原爆資料館 語り継ぐものたち』には、“声なき声”を繋いできた「記憶の博物館」の知られざるメッセージがつまっています。

広島平和記念資料館、そのすべては“ガレキの展示室”から始まりました。
国際情勢が大きく変化しようとしている今、核の恐ろしさと、平和を静かに訴え続けてきた唯一無二の原爆資料館に込められた思いを映し出したドキュメンタリー映画が、世界的に評価されたことについて、作品を監督した広島ホームテレビの斉藤俊幸/立川直樹のコメントをご紹介します。
斉藤俊幸
「世界的な映像祭で評価されたことを大変光栄に思います。本作は原爆資料館が歩んできた歴史と“記憶を伝え続ける使命”を映像として残したいという思いで制作しました。被爆者の高齢化が進む中、地域に根差したメディアだからこそ伝えられる視点があると感じています。このような世界情勢だからこそ、この作品が国や世代を越えて届いてほしいです」
立川直樹
「英語版がヨーロッパの歴史ある賞で評価されたことを大変ありがたく思っています。核兵器の配備だけでなく、実戦での使用についてまでも議論されてしまうような国際情勢ですが、先人たちが受け継いできた原爆使用の教訓を、世界に伝えていきたいと思っています」
累計来館者数が8000万人を超えた世界有数の平和博物館・広島平和記念資料館に焦点をあてたドキュメンタリー映画『原爆資料館 語り継ぐものたち』は、7月、劇場公開します。

監督:斉藤俊幸/立川直樹 音楽:石橋英子 『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』
プロデューサー:立川直樹 撮影・編集:熊田好洋 編集協力:大重裕二
後援:広島市、広島平和文化センター
制作:広島ホームテレビ 宣伝協力:矢本理子 配給・宣伝:きろくびと
公開:2026年7⽉18⽇(⼟)より東京・ポレポレ東中野、7⽉24⽇(⾦)より広島・⼋丁座にて公開 ほか全国順次