世界の肝炎治療薬・ワクチン市場は、2012年に87億ドルの規模に達する見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、Visiongainが発行した報告書「Hepatitis Treatments and Vaccines: World Market 2012-2022 (世界の肝炎治療薬・ワクチン市場:2012-2022年)」の販売を開始しました。
ビジョンゲインによれば、世界の肝炎治療薬・ワクチン市場は、2012年に87億ドルの規模に達する見通しです。2011年から2022年の間に、同市場は、年平均8.7%(CAGR)で成長すると予想されています。
経口抗ウイルス剤が、2022年に同市場の最大部門になると見られます。
今後10年間にC型肝炎治療薬として直接作用型抗ウイルス剤が承認される見通しで、これが市場の成長を促進する見込みです。
2011年に、B型およびC型肝炎治療に使用されたインターフェロン療法は、肝炎治療市場の34%を占めました。
しかし、特に今後10年の半ば以降に、経口抗ウイルス剤の使用へ変更するC型肝炎患者が増加すると予想されます。2011年から2016年の間に、インターフェロン2次市場の規模は、CAGR 4.6% で減少する見通しです。
「現在、C型肝炎治療にはアンメットニーズがあります。医薬品開発企業は、こうしたニーズを満たすために、新たな直接作用型抗ウイルス剤の開発に取り組んでいます。インターフェロンを使用しない経口治療薬が、まず最初に、この10年の半ばに向けて上市される見通しで、これによって肝炎治療市場は大きく変化すると見られます。
Abbott、Bristol-Myers Squibb、Gileadといった多くの製薬企業が、こうした薬剤の開発に取り組んでいます。最初に新薬を上市させた企業は、大きな市場シェアを獲得するでしょう。」とビジョンゲインの医薬業界アナリストであるRichard Langは述べています。
当報告書では、世界の肝炎治療薬・ワクチン市場の最新動向と将来の見通しについて詳細情報を提供しています。
市場調査レポート: 世界の肝炎治療薬・ワクチン市場:2012-2022年
Hepatitis Treatments and Vaccines: World Market 2012-2022
http://www.gii.co.jp/report/kt240855-hepatitis-treatments-vaccines-world-market-2012.html
出版日: 2012年05月
発行: Visiongain
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