7日で450万円達成。市民の力で「スマトラ島の森を買う」プロジェクト、ネクストゴール600万円へ

パーム油プランテーションなどの開発から熱帯林を守るため、土地約3haを購入。ネクストゴール600万円で約1haの追加保全を目指す。

2026-08-01 08:40
一般社団法人Hidamari

一般社団法人Hidamariは、インドネシア・スマトラ島の森林保全を目的として実施しているクラウドファンディングにおいて、開始からわずか7日間で目標金額450万円を達成しました。

本プロジェクトでは、多くの生きものが暮らすスマトラ島の森を守るため、市民の力を集め、森林を購入・保全する取り組みに挑戦しています。公開から1時間で41万円、24時間で200万円の支援が集まり、国内から多くの賛同が寄せられています。

市民の力で、失われつつある森を未来へつなぐ

インドネシア・スマトラ島では、森林伐採や開発による熱帯林の減少が続いており、オランウータンをはじめとする多くの野生生物が生息地を失う危機に直面しています。

特に、日々の暮らしに欠かせない食品や日用品などに幅広く利用されているパーム油の需要拡大に伴い、貴重な森林が開発され、パーム油のプランテーションが拡大されてきました。
森が失われることで、生きものたちは住む場所を失い、人と自然の共存が脅かされています。

一般社団法人Hidamariは現地パートナーであるNGO「Rimba Satwa Foundation (以下、RSF)」と共に、これまで森林再生につながる商品「森のコーラ」の販売や環境教育活動を通じて、人と森が共に生きる社会づくりに取り組んできました。

現地NGO「RSF」代表のHusniとHidamari代表の村田里穂

現地NGO「RSF」代表のHusniとHidamari代表の村田里穂

本プロジェクトで保全を目指す森林の周辺も、その多くが開発され、森は分断されてしまいました。現在、この森林は地域に残された貴重な森であり、スマトラゾウをはじめとする野生動物が森と森を行き来するための重要な回廊(コリドー)となっています。

この森まで失われてしまえば、野生動物の移動がさらに困難になり、生息環境の分断が一層深刻化するおそれがあります。このような背景から、一般社団法人Hidamariは、この森林を「買って守る」という新たな取り組みを決定しました。

RSFと連携し、開発の危機にある重要な森林を取得することで、絶滅危惧種の野生生物を始め、様々な動植物の生息地を守ることを目指しています。

スマトラゾウ(絶滅危惧種)。本プロジェクトで保全を目指す森林は、スマトラゾウが森と森を行き来するための「回廊」として重要な役割を担っています。

スマトラゾウ(絶滅危惧種)。本プロジェクトで保全を目指す森林は、スマトラゾウが森と森を行き来するための「回廊」として重要な役割を担っています。

450万円達成、次なる目標は600万円へ

当初の目標金額450万円は、多くの支援者からの賛同により達成されました。

現在はネクストゴールとして600万円を掲げ、より広い範囲の森林保全活動につなげるため、8月25日までクラウドファンディングへの挑戦を継続しています。

一人ひとりの行動が、遠く離れた森林の未来を守る一助となります。本プロジェクトを通じて、持続可能な自然環境の保全という選択肢を広く社会へ提示していきます。

クラウドファンディング概要

https://camp-fire.jp/projects/961328/view

プロジェクト名:最後の森が消える前に。開発が迫る土地を買い、野生動物のすみかを守りたい!
実施期間:2026年7月25日〜8月25日
目標金額:450万円(達成済み)/ネクストゴール600万円