令和8年度くま川鉄道全線開通記念企画展 『鉄路と歩んだ人吉球磨~富国強兵と戦火、そして復興~』開催

国策と経済の柱になった鉄路の軌跡をたどり、令和の全線復旧へとつなぐ

2026-07-13 14:00
錦町立人吉海軍航空基地資料館 (山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム)

山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム(熊本県球磨郡錦町)では、令和8年7月18日(土)から9月30日(水)まで、令和8年度くま川鉄道全線開通記念企画展『鉄路と歩んだ人吉球磨~富国強兵と戦火、そして復興~』を開催いたします。

チラシ表

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本企画展は、単なる鉄道の歴史紹介にとどまらず、「富国強兵」という国家戦略が、地方の鉄道(肥薩線・湯前線)や人吉海軍航空隊をはじめとする軍事施設を通じて、人々の生活といかに深く結びついていたかを浮き彫りにする試みです。明治・大正の「創生の時代」、戦時下の「戦火の時代」、環境が激変するなかでの「再生の時代」の3つの章を通じて、国策と地域経済の双方に果たした鉄路の役割を、くま川鉄道株式会社や在野の鉄道愛好家の資料や写真から紐解きます。
また、令和2年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた地域の鉄路において、令和8年9月20日にはくま川鉄道(旧国 鉄湯前線)の全線運行再開が予定されています。本展を通じて、令和15(2033)年頃の復旧を目指すJR九州肥 薩線への復興機運の醸成を図り、地域の未来を支える鉄道利用の促進にも寄与してまいります。

本展の見どころ・展示構成

■ 第1章:創生の時代~富国強兵と大動脈としての肥薩線(戦前) ~
海岸線は艦砲射撃の脅威に晒される可能性から、国防上の理由で山岳ルートが選ばれた背景を解説。明治期の山岳区間の急勾配を克服した「スイッチバックとループ線」、大動脈として活躍した蒸気機関車の資料や当時の時刻表・絵葉書を展示し、先人たちの卓越した技術と気概を伝えます。

■ 第2章:戦いの時代~軍事輸送を担った鉄路(戦中) ~
人吉海軍航空隊への隊員や物資の輸送拠点として重要な役割を果たした肥薩線・人吉駅の関わりを、写真や隊員の回顧録から回想。また、地元の学徒動員や女子挺身隊の勤労奉仕など、戦火に翻弄された地域住民と鉄道の密接な記憶をたどります。また、終戦直後、南九州最大の海軍基地であった鹿屋航空基地などからの復員軍人で溢れかえり発生した「第二山神トンネル退行事故」など、戦後の混乱期を振り返ります。

■ 第3章:再生の時代 ~復興と地域の足へ(戦後) ~
国鉄の誕生から高度経済成長期を経ての近代化、近年の観光列車(「SL人吉」など)へとつながる再生の軌跡を伝えます。また、0系新幹線開発の背景にある海軍航空機の開発者の想いを0系新幹線と「桜花」の実物資料を用いて展示します。

開催概要

企画展名: 令和8年度くま川鉄道全線開通記念企画展
      『鉄路と歩んだ人吉球磨~富国強兵と戦火、そして復興~』
会期  : 令和8年7月18日(土)~令和8年9月30日(水)
会場  : ひみつ基地ミュージアム 多目的ホール
      (熊本県球磨郡錦町大字木上西2-107)
入場料 : 無料
      ※企画展は無料でご覧いただけますが、ご入館(資料館の見学及び
       地下壕ガイドツアー)は別途料金がかかります。

報道発表 (プレス向け)

日付:令和8年7月18日(土)
時間:14時00分~
内容:企画展概要や展示パネル・資料の説明

主な展示品

・機関車前照灯、尾灯、速度計、圧力計、運転レバー(小澤光二氏所蔵)
・明治43年の時刻表(立山茂氏所蔵)
・鉄道錦絵(多良木町所蔵資料)
・「桜花」関連資料(宇佐市教育委員会所蔵)

付帯イベント

  1. ミニSL乗車体験【日付:7月25日(土)、26日(日)】
  2. くま川鉄道「肥後西村駅」~資料館間の無料送迎バス運行
     【日付:9月20日(日)~23日(水・祝)】

協力(予定)

くま川鉄道株式会社、熊本県、錦町教育委員会、人吉市、多良木町、宇佐市教育委員会、鹿屋市、姫路市、加西市、昭和館、鹿島建設株式会社、法政大学大原社会問題研究 所、立山商店、小澤光二氏、福井昭弘氏、吉見大亮氏、中塚楓人氏、肥薩線again 他

チラシ裏

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■ホームページ: https://132base.jp/