インドのSMB(中小企業)向けクラウドの成長には、品質とアフターサービスが重要

株式会社グローバルインフォメーション
2012-02-23 12:30

株式会社グローバル インフォメーションは、アクセス・マーケッツ・インターナショナル・パートナーズが発行した報告書「2011-12 India Cloud Partner Transformation Report (インドのクラウドパートナー転換市場:2011年~2012年)」の販売を開始しました。

AMIパートナーズによれば、「インドにおいて、ベンダーはマーケティング活動を拡大し、チャネルパートナーがクラウドの価値について中小企業(SMB)を啓蒙するのを支援する必要があります。」

インドの中小企業(SMB、従業員数が999人までの企業)のなかで、クラウドサービスへの需要が増加しています。こうした状況において、製品/サービス・ポートフォリオのひとつとして、クラウドソリューションを提供しているチャネルパートナーの数は順調に増加しています。

インドにおけるSMBチャネルパートナーの総数は、ここ一年の間に10%近く増加しました。

一方で、クラウドチャネルパートナーの数は、およそ35%増加しています。つまり、クラウドソリューションを提供するインドのパートナー数は、著しく変化していることになります。

典型的なインドのクラウドチャネルパートナーのうち、SMBに焦点を当てた企業の事業経験は、およそ10年足らずで、ここ2-3年の間にクラウドサービスを事業内容に追加したにすぎません。

クラウドソリューションを提供するチャネルパートナーには、収益が大きく成長すると、楽観的に期待する傾向があります。

ホステッドアプリケーションに対する顧客需要や、この分野におけるベンダーの投資によって、収益が拡大すると見込んでいるのです。

インドのSMB顧客のなかで、クラウドの導入が加速する主な要因には、ソリューションの品質やアフターサービスが挙げられます。

遠隔管理ITサービス(RMITS )は、最も一般的なクラウドサービスで、パートナーにとっては、少ない投資ですみます。次に一般的なクラウドサービスとして、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)があります。

他のクラウドサービスは、インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス(IaaS)やクラウドコンサルティングサービスです。

「インドのチャネルパートナーが提供するクラウドソリューションには、パブリック、プライベートおよびハイブリット3つの形態があります。

現在チャネルパートナーがクラウドソリューションを提供している2大産業は、金融および専門事業サービスです。

厳格な規制の対象であるため、こうした事業には、プライベートソリューションが通常採用されます。」と、AMI-IndiaのアナリストであるArnab Bharは述べています。

市場調査レポート: インドのクラウドパートナー転換市場:2011年~2012年
2011-12 India Cloud Partner Transformation Report
http://www.gii.co.jp/report/ami228487-2011-12-india-cloud-partner-transformation-report.html
出版日 2011年12月
発行: Access Markets International (AMI) Partners, Inc.

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