モノリスコーポレーション株式会社 業界に先駆け、土間工事の標準労務費を公表

土間コンクリート工事を 請負のブラックボックスから常用のガラス張りへ

2026-07-14 10:30
モノリスコーポレーション株式会社

モノリスコーポレーション株式会社(東京都町田市下小山田町 代表:佐藤 大央・川村 剛)は、2025年12月施行の建設業法改正を受け、土間コンクリート仕上げ工事における「適正配置人数」および「適正価格」を独自に策定し、令和8年7月1日に公表しました。

適正価格を公表

適正価格を公表

今、建設業界が迎えている大きな転換点

2024年4月より時間外労働の上限規制が、5年の猶予期間を経て、建設業にも待ったなしの適用です。
2025年12月には、建設業法の改正が施行されました。この改正は、建設業界の取引慣行を健全化し、担い手不足・長時間労働・資材高騰といった構造的な課題に対応するための、業界全体を揺るがす大きな転換点です。

気候変動による酷暑の夏、屋外現場は50度にも達することがあるため、とりわけ深刻なのが、熱中症による労働災害。建設業における熱中症死傷者数は全産業の中でも高い水準にあります。

酷暑の現場

酷暑の現場

中でも土間コンクリート工事は屋外・高温環境下での重労働であり、リスクは一段と高く、ファン付き作業服着用など個人の努力だけではもはや限界です。現場ごとに環境へ配慮し、適正な人員配置と休憩時間を確保しなければ、熱中症事故は防ぎきれません。

当社が独自に土間の適正価格(標準労務費)を公表した背景

元請け・一次請けの左官屋から、いわゆる丸投げに近い状態で土間コンクリート工事を請負っている土間屋の場合、長年の商習慣と適正な標準労務費という基準がなかったため、内容がブラックボックス化されがちになっています。

また、品質よりも帳尻合わせを優先し、分業、分業と細分化を重ねてきた結果が可視化を妨げ、建設業のゆがんだ構造を積み上げてきたと思われます。

ブラックボックス

ブラックボックス

建設業法改正が求めるもの

建設業法の改正により、元請けから下請けまで、すべての段階で適正な労務費を確保する仕組みが整えられました。

適正な労務費

適正な労務費

(1) 著しく低い労務費・材料費による見積りの禁止
(2) 原価割れ契約の禁止(受注者にも適用)
(3) 工期ダンピングの禁止

請負から常用へ――ガラス張りの工事管理

建設業が転換期を迎えている今だからこそ、当社(現場共創機構グループ)は明確な根拠のある一位代価表から算出した歩掛による、国土交通省ガイドラインに準拠した適正価格で、土間コンクリート工事の可視化、ガラス張りの工事管理を実現します。

請負と常用

請負と常用

常用工事として適正価格・適正人数を明示すること。それこそが法改正への対応であり、品質と安全の確保にもつながります。

見積り段階で「責任の所在」は確定する

土間コンクリート工事は、ポンプの先から生コンが放出された瞬間から、土間屋の「責任」が始まります。見積りはその責任を担うことを前提に作成しなくてはなりません。

打設面の上の温度が50度近くに達する夏期の屋外打設、一方、生コンの硬化速度が遅くなる冬場の低温下では、目安となる打設数量に応じた適正配置人数が割増となるなど、元請けから下請けまで、どの階層においても見積り段階から責任を担う前提で、より環境に適した工法・適正配置人数を熟慮して積算することが重要です。

対象25職種の基準値の公表

国土交通省は、著しく低い価格での受注(叩き値)を防ぐために「支払われるべき適正な労務費」の基準値を順次公表しています。
基準値を公表する対象となるのは25職種ですが、まだすべての職種が公表にはなっていません。当社が営む左官業のうち「土間」についても、まだ公表されていません。

適正な技能者配置と標準労務費

当社はいち早く土間技能士から聞き取り調査を行い、打設数量(m2)に応じた適正配置人数を把握、その配置人数に応じた土間技能者の標準労務費を算出し、独自公開しました。

土間コンクリート工事単価

発行日:令和8年7月1日
モノリスコーポレーション株式会社

◆常用工事における打設数量(m2)に応じた適正配置人数の目安は以下のとおりです。

適正人数

適正人数

◆技能者の標準労務費(基準単価)は、配置人数に応じて以下のようになります。

・東京都「左官工」:33,800円(職長レベル)
・人数2名~は、技能レベル混在の基準単価

適正価格(標準労務費)

適正価格(標準労務費)

代表コメント

当社(現場共創機構グループ)は、業界団体に先駆けて、独自に標準労務費(基準単価)を公表しました。
基準単価はそのまま見積りに適用されるものではなく、個々の案件での施工条件や作業内容などに応じて労務費が計算されます。けれども価格交渉のテーブルについたとき、その労務費が適正な水準かを判断する指標として標準労務費(基準単価)が機能します。

現場共創機構グループが目指すのは、労務費を削って安値で価格競争するのではなく、適正な労務費を確保して人の価値を共創する建設業、元請けから下請け間で減らされることなく技能者へ賃金が届く、建設業の新しい商習慣の実現です。

参考資料

・土間コンクリート工事の適正価格を公表!!
https://monolith-c.co.jp/2026/07/10/%e5%9c%9f%e9%96%93%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%af%e3%80%81/

・土間施工適正単価表がついにリリース!!
https://kawamura-1.co.jp/2026/07/09/%e5%9c%9f%e9%96%93%e6%96%bd%e5%b7%a5%e9%81%a9%e6%ad%a3%e5%8d%98%e4%be%a1%e8%a1%a8%e3%81%8c%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%ab%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e2%80%bc%ef%b8%8f%e5%9c%9f%e9%96%93%e5%b7%a5/

・土間コンクリート仕上げの適正価格・適正人数を公表!
https://why-not.biz/?p=1303

会社概要

会社名 : モノリスコーポレーション株式会社
所在地 : 〒194-0202 東京都町田市下小山田町2674
TEL   : 042-851-4077
FAX   : 042-797-3603
URL   : https://monolith-c.co.jp/
事業内容: 左官、土間、土工、研磨、美装までを一括で手がける
      コンクリート床仕上げのトータルソリューション事業