光ファイバーコネクタ/メカニカルスプライスの市場予測

株式会社グローバルインフォメーション
2013-07-24 18:00

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社ElectroniCastが発行した報告書「Fiber Optic Connector & Mechanical Splice Global Market Forecast (2012 - 2017) (光ファイバーコネクターと機械式継手の世界市場予測(2010~2015年))」の販売を開始しました。

ElectroniCastによると、2012年の光ファイバーコネクタ/メカニカルスプライスの世界的な消費価値は、23億9000万米ドルに達しました。この数字は専用データネットワーク用途がけん引しており、2012年のシェアは51%で12億米ドルに相当します。通信使用は年間14.5%の増加が予想されており、主にファイバーアクセスの導入によって2012年の6億6900万米ドルから2017年には13億米ドルに拡大すると見られます。昨年のシングルノードコネクタの世界的な利用は7億8600万米ドルでした。シングルノードコネクタの消費を占めるのは、通信ネットワークです。市場調査における予測は、特定の年における消費(使用)から算出しているため、データは累積値ではありません。

光ファイバーコネクタ/メカニカルスプライスのユニットは、厳格な試験が必要とされる、様々な軍事/航空分野で使用されており、厳環境光ファイバー(HEFO)仕様に適合しています。「2012年の軍事/航空部門での消費は2億7000万米ドルでした。HEFOコネクタはまた、他の専門分野、すなわち自動車、石油/ガス、海底、工業、センサー、およびその他の用途などでも使用されています」と、ElectroniCastの光ファイバーコンポーネントグループのディレクター、Stephen Montgomeryは述べています。

マルチノードコネクタの消費価値は、2012年から2017年に平均17.4%の成長が予想されています。マルチノードファイバーがもっとも適しているのはLANや高パフォーマンスPC(HPC)、データセンター(DC)、ビッグデータ、ストレージエリアネットワーク(SAN)などの、短距離での使用です。

光ファイバーの技術発展は、ファイバーを次第にエンドユーザーの方へ移行させるものと考えられ、ひいてはボード間の相互接続を含め、より短いリンクに対する需要につながります。「より小さなコネクタへという動向は、マルチファイバーコネクタをはじめとして、ファイバーの相互接続ごとのコストと、場所的な要件の両方を削減させます。ただし、これらのコネクタは小型化され、高い精度のファイバー間調整を達成しなければならないという条件があります」とMontgomeryは加えます。

市場調査レポート: 光ファイバーコネクターと機械式継手の世界市場予測(2010~2015年)
Fiber Optic Connector & Mechanical Splice Global Market Forecast (2012 - 2017)
http://www.gii.co.jp/report/el218349-fiber-optic-connector-mechanical-splice-global.html
出版日: 2013年07月22日
発行: ElectroniCast

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