「ぜひ避難所の皆さんへ。」 福岡の生産者から熊本へ託された500本のひまわり

フラワーリレー九州 現地レポート 第2報

2026-08-04 16:10
フラワーライフ振興協議会

一般社団法人フラワーライフ振興協議会は、2026年8月4日(火)、福岡県から熊本へ出発、熊本復興支援「フラワーリレープロジェクト」をスタートいたしました。

花がつなぐ希望のリレー。

熊本復興支援「フラワーリレープロジェクト」の道中、私たちは福岡県と熊本県の県境近くにある、全国でも数少ないひまわり専門農家「クレインフィールド」を訪問しました。

約22年間、ひまわり一筋で育て続けてきた鶴野さんは、「ぜひ避難所の皆さんへ」と、市場には出荷できないものの、まだ美しく咲く約500本のひまわりを託してくださいました。

そこにあったのは、花だけではありません。

豪雨にも負けず、何度倒されても立ち上がってきた、生産者の歩みと、人を想うあたたかな気持ちでした。

このひまわりは熊本の避難所へ届けられるとともに、生産者の想いや花が持つ力を未来へつないでいく「フラワーリレープロジェクト」の第一歩。

私たちは、花に託した想いを、熊本へ届けます。

【途中報告】

フラワーリレー九州 生産者の想いを避難所へ

本日、福岡県にある「クレインフィールド」鶴野さんの農場を訪問しました。

約22年間、ひまわり一筋で育て続けてこられた、日本でも数少ないひまわり専門農家です。

学生時代から花屋で修業し、福岡三越の店長も経験。

「花屋が本当に使いやすい花を作りたい。」
その想いから、生産者へ転身されました。

⸻

今回、避難所へ届ける活動をお伝えしたところ、市場には出荷できないものの、まだ十分美しく咲いているひまわり約500本を、「ぜひ避難所の皆さんへ。」と、惜しみなく提供してくださいました。

しかも水揚げした状態で、そのまま飾れるようウォーターバケット付き。

生産者としての優しさに胸を打たれました。

⸻

【倒されても起き上がる】

鶴野さんは、豪雨で農場一面のひまわりが流された経験を何度もされています。
3か月かけて育てた花が、一晩で失われる。
当然、心も折れそうになります。

しかし翌日、畑へ行くと、
倒れたひまわりが、また太陽へ向かって起き上がろうとしていたそうです。

その姿を見て、
「人間は落ち込む。
でも植物は考えない。
子孫を残すため、ただもう一度立ち上がろうとする。」
そう話してくださいました。

【花は言葉を超える】

「避難所の皆さんに元気になってほしい。」

そんな言葉を押し付けるのではなく、ひまわりを見た瞬間だけでも、少し心が明るくなる。
その時間を届けたい。

私たちも全く同じ想いでした。

⸻

生産者と花屋をつなぐ

鶴野さんはこう話してくださいました。
昔は花屋が市場へ来て、生産者と直接話していた。
お客様の声が、生産者へ届いていた。
その循環が、良い花を育てていた。

私たちも、「生産者の想いをお客様へ届ける。」
そして「お客様の喜びを生産者へ届ける。」
その橋渡し役でありたいと改めて感じました。
⸻

【想いを託し、未来へつなぐ】

今回、私たちはお礼として、約15,000粒のひまわりの種をお渡ししました。

そして鶴野さんからは、日本ミツバチが集めた貴重なひまわり蜂蜜をいただきました。
さらに、花粉を運ぶミツバチのために育てている、花粉がしっかり出る「フランス系ひまわり」の種まで託してくださいました。

一般流通では花粉の出ないF1品種が主流ですが、自然界では花粉こそが命をつなぐ存在。
「人間の都合だけではなく、自然の営みも大切にしたい。」

そんな農家としての哲学も教えていただきました。

⸻

これからこの約500本のひまわりは、これから避難所へ届けられます。

そこには、花だけではありません。

22年間ひまわりを育て続け、豪雨にも負けず、何度倒されても立ち上がってきた、生産者の人生そのものが込められています。
私たちはその想いも一緒に届けます。

今回の訪問は、「フラワーリレープロジェクト」の始まり。

この後、ひまわりは熊本の避難所へ届けられ、人々を迎える花として新たな役割を果たします。

さらに、その花は次の場所へと受け継がれ、新たな命を吹き込まれながら、生産者、地域、そして人と人をつなぐ「花の循環」として広がっていきます。

私たちが届けたいのは、花だけではありません。

花を育てた生産者の想い。

花を受け取る人々の笑顔。

そして、その想いを未来へつないでいく、一人ひとりの優しさです。

フラワーリレープロジェクトは、ここから熊本、福岡、銀座へ、そして全国へ。

花を通じた新しい循環のかたちを、一歩ずつ育んでまいります。

花がつなぐ、希望のリレー「フラワーリレープロジェクト」

フラワーリレープロジェクトは、花を運ぶプロジェクトではありません。

一輪の花に込められた想いを受け取り、その想いを次の誰かへ手渡していくプロジェクトです。

その第一歩で、私たちは22年間ひまわりを育て続けてこられた鶴野さんと出会い、「ぜひ避難所の皆さんへ。」というあたたかな想いを託していただきました。

この出会いは、フラワーリレープロジェクトにとって大切な出発点の一つになりました。

これから熊本で出会う生産者の皆様、避難所で花を受け取ってくださる皆様、そしてこの活動を応援してくださる皆様とのご縁を大切に、一つひとつの想いを未来へつないでまいります。

一般社団法人フラワーライフ振興協議会

一般社団法人フラワーライフ振興協議会
Smile Flower Project
代表理事 松村 吉章

本プロジェクトに関するお問い合わせ・ご相談は、一般社団法人フラワーライフ振興協議会HP内お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
活動報告はホームページおよび公式Instagramでも随時発信しております。ぜひご覧ください。

お問い合わせ

一般社団法人フラワーライフ振興協議会

本プロジェクトに関するお問い合わせ・ご相談は、一般社団法人フラワーライフ振興協議会HP内お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
活動報告はホームページおよび公式Instagramでも随時発信しております。ぜひご覧ください。

https://flower-life.org/