「高校生の文化に関する意識調査報告書」を公表しました ~日本・米国・中国・韓国の比較~
独立行政法人国立青少年教育振興機構(理事長:青木 康太朗 本部:東京都渋谷区)は、このたび、「文化」に関する意識を調査し、諸外国と比較することで、日本の高校生の特徴を分析し、青少年教育施策の基礎資料とすることを目的に実施し、その結果を公表しました。
調査では、生活文化への興味や文化体験、伝統文化への興味、異文化への興味や学習、異文化体験、デジタルツールの利用、文化施設の利用などについて諸外国との比較を行い、国ごとの特徴が明らかになっており、青少年教育や文化振興への示唆が得られる内容となっています
〈調査結果からみる日本の高校生の主な特徴〉
● 日本の高校生は自国の伝統文化の中で、「生活文化(和食、着物、茶道、華道、書道など)」への関心が最も高い。また、「書道」や「祭りへの参加」を体験したことがある割合が4か国中最も高い。
● 日本の高校生が伝統文化に触れる機会は、「学校の授業やクラブなどの活動」が最も多く、「図書館や博物館等の社会教育施設」が最も少ない。
● 日本の高校生は、外国の文化の中で、「音楽・美術」「食・ファッション」への関心が高い。一方で、「歴史」「建築」「文学」への関心は低い傾向にある。
● 日本の高校生は、異なる文化を知ることは「とても大切だ」と回答した割合が4か国中最も高く、マナー遵守の意識も高い。
● 日本の高校生は学校外で、「動画制作」「文章・言語表現系」「音楽系」「プログラミング、ゲーム制作」といった創作活動を経験した割合は4か国中最も低く、「特に経験がない」と回答した割合が5割を超え、4か国中最も高い。
● 日本の高校生は、博物館や美術館などの文化施設をこの一年間、「月に1、2回くらい」「半年で1、2回くらい」利用している割合が25%弱で4か国中最も低い。また、学校外での文化体験活動に「参加したことがない」の割合が6割強で4か国中最も高い。
● 日本の高校生は、「仮想空間(VR)や拡張空間(AR)を用いた遊び」よりも「外遊びなど現実空間での遊び」が「好き」と回答した割合が高い。また、「デジタルミュージアムでの鑑賞」よりも「博物館や美術館での実物鑑賞」が「好き」と回答した割合が高い。
〈高校生の文化に関する意識調査〔概要〕― 日本・米国・中国・韓国の比較 ―〉
I 調査の概要
- 調査の目的
本調査は、高校生の文化に関する意識について把握することを目的とする。日本、米国、中国、韓国で同時に実施しており、諸外国と比較することで、それぞれの特徴や課題を分析し、青少年教育施策立案のための基礎資料を提供する。
- 調査方法等
調査時期、調査対象などは次のとおりである。

- 調査内容
ライフスタイル・カルチャーに関する興味や体験、伝統文化への興味、伝統文化体験、伝統文化についての学習や認識、異文化への興味や学習、異文化についての認識、異文化体験、文化創作活動、学校での学習活動、希望する学習活動、デジタルツールの利用、文化施設の利用、文化活動の参加、文化についての自己評価など。
- 調査対象者の基本属性(%)

詳細はこちらからご確認ください。
https://www.niye.go.jp/pressrelease_20260902.html
これまでの調査研究はこちらから確認できます。
●令和6年度(2024年)実施 高校生の科学への意識と学習に関する調査
https://s-opac.net/Opac/vObS3KJwuzRW7N7YMUgmiMGEcf/jAYvp_5Qc1SWUqf4-jB_bMmBzEe/description.html
●令和5年度(2023年)実施 高校生のSNSの利用に関する調査
https://s-opac.net/Opac/vObS3KJwuzRW7N7YMUgmiMGEcf/XNLRus_37hz_5PMiWwMi3E0SsZf/description.html
●令和4年度(2022年)高校生の進路と職業意識に関する調査
https://s-opac.net/Opac/vObS3KJwuzRW7N7YMUgmiMGEcf/xE-tp6L9I15227VHmG6R4eqoEMg/description.html
法人概要
名称 : 独立行政法人国立青少年教育振興機構
代表者 : 理事長 青木 康太朗
所在地 : 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3番1号
設立 : 2006年4月
URL : https://www.niye.go.jp/
お問い合わせ先
国立青少年教育振興機構
青少年教育研究センター 企画室
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1
TEL : 03-6407-7747
Email: kenkyu-soumu@niye.go.jp