世界のサイバー戦争市場 - 北米が46%のシェアを占める
株式会社グローバル インフォメーションは、ICD Researchが発行した報告書「The Global Cyber Warfare Market 2011-2021 (世界のサイバー戦争市場:2011年~2021年)」の販売を開始しました。
近代戦争においてサイバー戦争システムの重要性が高まるなかで、同システムに対する世界的な支出は堅調に推移する見通しです。
米国でのサイバー軍、USCybercomの創設は、今日の世界におけるサイバー戦争の重要性を浮き彫りにしています。米国サイバー軍は、世界最大の防衛費を支出しています。
そして、ソーシャルネットワーク、モバイルデバイス、またクラウドコンピューティングといった新技術の台頭が、景気後退と相まって、サイバーセンサー戦争分野において変革の速度を速めています。
消費者主導のITが普及するにつれて、組織がデータ管理をする上で境界を限定することができなくなっています。
低調な経済状況のなかで、企業は競争に勝つための手段と方法を模索しています。
サイバー戦争産業を支える革新的技術が最もよく見られるのがこういった部分です。IDアクセス管理、データセキュリティ、ネットワークセキュリティといったサブカテゴリ、は2021年まで大幅に成長する見通しです。
当報告書の予測期間である2011年から2021年の間、北米は世界のサイバー戦争市場において、最大のシェアである46%(平均)を占めると予想されています。
中国、ロシア、イランによる、米軍および民間ネットワークに対するサイバー攻撃の脅威の高まりが、北米地域の需要をけん引しています。
防衛予算の削減によって、多くの国では、特定分野に対して予算を向けようとしています。例えば、米国は戦車や他の兵器計画を徐々に減らして、ITおよびサイバーセキュリティ計画へその予算を転用する予定です。
サイバー攻撃の重大性、規模の増大、相互接続性、およびITインフラの複雑性が、サイバーセキュリティの世界的な需要を支えています。
市場調査レポート: 世界のサイバー戦争市場:2011年~2021年
The Global Cyber Warfare Market 2011-2021
http://www.gii.co.jp/report/icd233028-global-cyber-warfare-market-2011-2021.html
出版日 2012年02月
発行: ICD Research
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