日本オラクル、IT技術者育成のための社会貢献プログラムを開始
日本オラクル株式会社(以下日本オラクル 本社:東京都千代田区紀尾井町4−1 代表取締役社長:新宅正明)は、IT技術者の育成を目的とした社会貢献プログラムを2002年10月1日より開始することを発表いたします。
この社会貢献プログラムは、IT技術者育成支援を通じた社会貢献を目的としております。プログラムは、学生を対象として、学校の授業の一環として利用していただける「オラクル・アカデミック・イニシアティブ(以下OAI)」と、社会人を対象として、教育訓練機関の授業の一環として利用していただける「ワークフォース・デベロップメント・プログラム(以下WDP)」で構成されています。
OAIは、学位を認定する大学院、大学、短期大学、専修学校などを対象に、卒業後に即戦力となりうるIT技術の習得を目的とした学生向けの教育を実践するプログラムです。プログラムへの年間参加基本費用は、学部単位の一年契約で62,500円です。本費用は、教育を目的としたオラクル製品のライセンス使用許諾、技術サポートサービスの契約期間内提供を含みます。
また、日本オラクルの研修教材を別途購入し、講義で使用することも可能となります。購入可能な研修教材では、「Oracle Master」試験に対応したものから、アプリケーション・サーバーや開発ツールに対応したシステム開発関連のものなど幅広い範囲が対象となっております。
WDPは、政府や地方自治体などの公的機関の認定する教育訓練機関が対象となっております。社会人が「Oracle Master」取得を目指す個人向けの教育を実践し、キャリアアップを主な目的としています。参加費用は、OAIと同様に学部単位の一年契約で62,500円です。本費用は、教育を目的としたオラクル製品のライセンス使用許諾、技術サポートサービスの契約期間内提供を含みます。WDPでは、日本オラクル独自の研修教材を購入し、授業で教材の一部として使用することが必須となっています。対象となる研修教材は、「Oracle Master」試験対策のものが中心となっており、1科目あたり15,000円から22,000円の間で提供します。
OAI、WDPとも、導入する法人や機関の講師や受講生徒に対しては、「Oracle Master」試験の受験料を1科目あたり通常の40%割引となる9,000円でご提供いたします。また、授業をおこなう講師陣には、日本オラクルの定期研修コースを通常価格の50%割引でご提供いたします。対象コース等、詳細に関しては、下記、弊社研修コースのご案内をご参照下さい。
http://www.oracle.co.jp/education/index.html
【OAIおよびWDP概要】
◆プログラム名:
「オラクル・アカデミック・イニシアティブ(OAI)」
「ワークフォース・デベロップメント・プログラム(WDP)」
◆プログラム開始日:2002年10月1日
◆価格:
「OAI」 年間基本参加料62,500円(必須)+ 教材使用料(任意)
「WDP」年間基本参加料62,500円(必須)+ 教材使用料(必須)
プログラムガイド・お申し込み方法:http://www.oracle.co.jp/corp/OEI/index.html
【OAI導入を決定した早稲田大学の取り組み】
早稲田大学メディアネットワークセンターは、「オラクル・アカデミック・イニシアティブ(OAI)」の開始を心から歓迎いたします。早稲田大学メディアネットワークセンターでは、高度情報化社会に対応した教育を全学の学生を対象として提供しており、年間約4,500名の学生が登録し情報技術を学んでいます。この度のOAIの開始により、本大学をはじめとする教育機関での情報技術者教育において、データベースの基礎技術から応用技術に至るまでの幅広いカリキュラムを学生に提供できるようになり、より高度なデータベース技術者の育成が促進されるものと期待しています。
早稲田大学メディアネットワークセンター所長、 深澤良彰 氏
【日本データベース学会よりのご賛同のコメント】
オラクル・アカデミック・イニシアティブ(OAI)のスタートにあたり、日本データベース学会としてお祝い申し上げます。日本データベース学会は、(社)情報処理学会データベースシステム研究会、(社)電子情報通信学会データ工学研究会、ACMSIGMOD Japan Chapterと連携して我が国のデータベース活動を一層興隆するために本年5月に設立されました。日本オラクル様は、本学会の趣旨に賛同され、維持会員として協力いただいております。その日本オラクル様における社会貢献活動としてOAIが日本において実施されることは、我が国において重要なIT分野での産学連携推進という観点から大変意義のあることです。
日本データベース学会 会長 上林弥彦 京都大学 大学院情報学研究科 教授
【ACM SIGMODよりご賛同のコメント】
ACMは、1947年に設立され、約75,000人を有する世界規模の情報技術の研究普及を目的とした学会であります。データベース技術にフォーカスしたACM SIGMOD
(special interest group management of data)が設けられております。1999年には コンピュータ最大の栄誉チューリング賞がデータベース研究者に与えられております。日本支部ACM SIGMOD Japan Chapterは、オラクル・アカデミック・イニシアティブ(OAI)の開始を歓迎いたします。
ACM SIGMOD日本支部 支部長 喜連川 優 氏
東京大学教授、生産技術研究所 概念情報工学研究センター長
【「Oracle Master」(オラクルマスター)について】
オラクルマスターとは、世界で高い評価を受けるオラクル製品に関して、その技術力を認定する制度です。オラクルマスターには、データベース運用、管理者向けのトラックと、アプリケーション開発者向けのトラックが用意されています。データベース運用、管理者向けのトラックでは、その技術や知識に基づいて、Silver・Gold・Platinumと三段階にランク分けされています。アプリケーション開発者向けのトラックでは、その技術や知識に基づいて、Silver、E-Developer、Oracle Certified Developerと三段階にランク分けされています。認定制度は、Silver、Gold、Platinumの3段階で認定をおこなっています。2002年9月1日現在、資格取得数は、72,476名にのぼります。
【日本オラクル株式会社について】
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,623 名(2002年5月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
マーケットコミュニケーショングループ 広報 浜田/玉川
Tel:03-5226-8157/03-5213-6144 E-mail:pr-room_jp@oracle.com
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。