学部生が国際学会で堂々の研究発表! ACPT2026に森ノ宮医療大学理学療法学科の学部生 8名が参加!
2026年4月11日(土)~12日(日)、韓国・水原(スウォン)にて開催された「第17回アジア理学療法連盟大会(ACPT2026)」に、森ノ宮医療大学(大阪市住之江区、学長:青木元邦)総合リハビリテーション学部理学療法学科 工藤慎太郎教授の研究室が参加し、1研究室としては国内最多となる計20演題(教員・大学院生12演題、学部生8演題)の研究発表を行いました。
本大会は、アジア各国の理学療法士が一堂に会する国際会議で、最新の研究成果や臨床知見を共有する場として高い注目を集めています。今回は、教員・大学院生のみならず、学部生8名も自身の卒業研究を発表。学生たちは教員の指導のもと、研究計画の立案からデータ収集、分析、英語でのポスター作成、発表準備まで主体的に取り組み、国際的な研究交流の場に挑戦しました。学部生が国際学会で研究発表を行うことは非常に珍しく、さらに、そのうち1名は英語によるオーラルプレゼンテーションを行いました。学部段階からレベルの高い研究に取り組み、発表や質疑応答に取り組む姿勢が多くの参加者の注目を集めました。
こうした積極的な研究活動と圧倒的な研究発信力は、多くの理学療法分野の専門家から高い評価を受け、本学の教育の質の高さと研究力をアジア圏に広く発信する貴重な機会となりました。
学生インタビュー「伝えることの難しさと楽しさを実感しました」

私は今回、初めて学会発表に参加しました。数ある国内外の学会の中で、先生方より本学会への参加を勧めていただいたことがきっかけです。国際学会での発表ということで英語面に不安はありましたが、新たな挑戦として参加を決意しました。
私は今回、ポスター発表(演題:Effects of Posture on Tissue Stiffness of the Lumbar Multifidus Muscle Across Spinal Levels)を行いました。本研究では、腰痛の有無によって、筋肉の硬さや姿勢による筋肉の使い方にどのような違いが生じるのかを検討しました。腰痛者は座位や立位で痛みを感じることが多い一方で、その姿勢との関係を詳しく検討した研究は多くありません。そこで、本研究では、そうした点を明らかにするため、臥位だけでなく、座位・立位における筋肉の変化にも着目し、研究を進めました。今回の国際学会では、本研究のうち健常者の対象結果について発表を行いました。
国際学会に向けた準備では、先生方のご指導のもと、研究内容を英語に翻訳し、ポスター作成を行いました。また、当日の質疑応答に備え、想定される質問への対応も含めて英語での発表練習を重ねました。
当日は、台湾、韓国、日本をはじめはじめとする複数の国・地域から参加者が集まり、多様な研究発表が行われていました。私はポスターを用いて研究内容を説明し、英語だけで伝えきれない時には、翻訳ツールやジェスチャーも活用しながら、可能な限り正確に伝達することを心がけました。
今回の経験を通して強く感じたのは、“伝えること”の難しさと重要性です。自分が伝えたい内容と、相手に実際に伝わる内容には差があることを実感しました。表現の仕方や伝え方を工夫することが非常に大切だと思いましたし、それが相手に伝わり、「面白い」「すごいね」といった反応をいただけた時は、大きな達成感がありました。大変なことも多かったですが、それ以上に学びの多い、非常に貴重な経験になりました。研究そのものだけでなく、それを適切に伝える力の重要性を改めて実感しました。
国際学会参加の成果と今後
本学会への参加を通じて、教員や大学院生に加え、学部生が国際学会という大舞台で研究発表を行ったことは、本学の教育水準の高さと研究活動の活発さを示す成果となりました。さらに、研究発表にとどまらず、参加大学である三育大学(韓国)との合同イベントや研究者間の意見交換も行い、将来的な共同研究や国境を越えた理学療法発展のためのパートナーシップも構築できました。
今回の経験は、学生の成長だけでなく、本学の教育・研究活動をさらに発展させる契機となりました。今後も本学では、国際的な学術交流を積極的に推進し、世界に挑戦する人材の育成に取り組んでまいります。

森ノ宮医療大学について
森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する西日本最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。
■看護学部:看護学科
■総合リハビリテーション学部:理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科
■医療技術学部:臨床検査学科、臨床工学科、診療放射線学科、鍼灸学科
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