日本オラクル、検証センターをリニューアルし、オラクルのハードウェアとソフトウェアを組み合わせたソリューション提案力を強化
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、オラクル・ハードウェアを基盤にシステムを構築するお客様およびパートナー企業向け検証センター「オラクル・ソリューション・センター」をリニューアルし、本日オープンしたことを発表します。今回のリニューアルに合わせ、迅速で柔軟性・拡張性のあるシステム開発を実現しお客様のデータセンター環境をシンプルにする、オラクルのハードウェアとソフトウェアを組み合わせたソリューション提案力を強化する検証メニューを新たに用意します。
「オラクル・ソリューション・センター」は、東京を含め世界中11カ所で運営しています。このたび、日本オラクルの本社が所在するオラクル青山センターに同検証センターを移設し、電源・空調設備の最新化、ネットワーク・インフラの高速化、エンジニアド・システムズなどの大型機器設置・拡張を容易に行える環境を整備しました。
「オラクル・ソリューション・センター」のリニューアルに合わせ、お客様やパートナー企業からの要望が多い、クラウド環境の構築やビッグデータ利活用に向けたエンジニアド・システムズ、オラクル・ハードウェアおよびソフトウェア製品の統合検証サービスを充実させ、検証作業の短縮化・簡素化を実現します。今回新たに用意した検証メニューは以下の通りです:
-「Oracle Exadata」と「Sun ZFS Storage Appliance」の検証:オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」のバックアップ用ストレージの選択肢として「Sun ZFS Storage Appliance」の導入実績が増えています。豊富な導入実績から最適なデータウェアハウス構築、データ圧縮技術「Hybrid Columnar Compression(ハイブリッド・カラムナ・コンプレッション、以下 HCC)」によるデータ圧縮方法などをお客様に提案します
-「SPARC」サーバーとオラクルのビジネス・インテリジェンス製品の検証:経営情報の一元管理、分析、可視化を可能にする「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11g」のサーバー基盤に「SPARC」サーバーが採用されています。「SPARC」サーバーは、「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11g」のベンチマーク結果において優れた結果を残しており*、性能、スケーラビリティ、可用性など高速分析に必要とされる性能を検証することができます。
- 「SPARC T4」サーバーを使用した「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11g」のベンチマーク結果(英語):http://www.oracle.com/us/solutions/performance-scalability/sparc-t4-business-ent-bmark-1855352.html
-オラクル・データベースとオラクルのストレージ製品の検証:オラクルのディスク・ストレージ製品「Sun ZFS Storage Appliance」と「Pillar Axiom」は、「Oracle Database 11g R2 Enterprise Edition」のHCCに対応しています。オラクルのストレージ製品導入を検討するお客様は、HCCを使う事で既存のオラクル・データベースのデータ圧縮率を高め、より少ない物理ストレージで大容量のデータを扱うことを検証できます
●「オラクル・ソリューション・センター」でオラクル・ハードウェア製品を検証・導入いただいたお客様からのコメント(五十音順)
・グリー株式会社
この度の「オラクル・ソリューション・センター」リニューアル・オープンを歓迎いたします。弊社では、大規模ログデータ解析のための基盤として「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」を中核としたオラクル製品を導入しました。導入の前に「オラクル・ソリューション・センター」にて製品の構成とパフォーマンスの検証を行いましたが、複数の構成案を事前に比較検討することができ、また利用経験の無いInfiniBand環境などのノウハウをご提供いただいたことで、安心して導入を決定することができました。
グリー株式会社
取締役 執行役員常務 最高技術責任者 開発本部長
藤本 真樹
・サイバーソリューションズ株式会社
「オラクル・ソリューション・センター」リニューアル・オープンおめでとうございます。弊社ではパブリック・クラウド・サービスの基盤として「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」を導入しました。弊社クラウド・サービスは、企業向けのメール・サービスという特性上、大容量での高速レスポンスを求められます。そのため、システム検証において、ソフトウェアの特性に適した検証環境を構築する必要がある為、事前準備に時間がかかります。しかし、同センターを利用した事により、最適な環境と高いノウハウを持ったスタッフからのアドバイスを得られたことで、当初予定した検証期間を約60%短縮することができました。
サイバーソリューションズ株式会社
代表取締役社長
秋田 健太郎
・株式会社 東芝
「オラクル・ソリューション・センター」のリニューアル・オープンを歓迎いたします。弊社は、90年代後半のメインフレームから「Solaris」プラットフォームへの移行時より、オラクル・データベースを使ったシステムのサーバー構成・パフォーマンス検証などに御社の検証センターを利用させていただいております。近年では、「Solaris」サーバーを利用した仮想環境構築にあたり、システム構成や構築手順の確認、移行課題解決のために同検証センターを活用し、システム移行を完了させることができました。
リニューアルした「オラクル・ソリューション・センター」が弊社のみならず、各社のシステム最適化に貢献することを期待します。
株式会社 東芝
ISセンター 情報技術システム戦略部 部長
高瀬 滋
・三井住友海上あいおい生命保険株式会社、MS&ADシステムズ株式会社
採用を決定する前に「オラクル・ソリューション・センター」で、三井住友海上あいおい生命保険の生命保険契約者情報管理システムのクラウド基盤構築において最重要な業務要件である、「安定的・高品質なシステム・インフラの強化」を中心に、オラクル製品の中から最適な製品を選択し、実際にサーバーの性能検証および業務継続性が要件通り確保されているかを事前に検証しました。当社として、本プロジェクトにおいて、「SPARC T5」サーバーおよびオラクル・ソフトウェアの選択が最適であることの確信を持てました。
MS&ADシステムズ株式会社
生保ITサービス部 MSA基盤運用グループ マネージャー
原 淳史郎
日本アクチュアリー会正会員
●「オラクル・ソリューション・センター」画像
http://japanmediacentre.oracle.com/ImageLibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=240
●「オラクル・ソリューション・センター」について
「オラクル・ソリューション・センター」は、オラクルが東京を含め世界中11カ所で運営する検証センターとして、オラクルのハードウェアとソフトウェアだけでなく、複数のパートナー企業の製品と組み合わせた検証も可能です。お客様は同センターの専門チームと協業し、アプリケーションからディスクまで事業環境に適したITシステム構築の事前検証を行うことができます。例えば、高可用性、災害復旧、システム統合などに必要な要件を検証する場合、オラクルのこれまでの実績から検証項目を判別し、工数の削減・期間の短縮を実現することができます。
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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