フルデジタルマンモグラフィ(FFDM)装置市場は、2017年に13億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、グローバルデータが発行した報告書「Full-Field Digital Mammography Equipment - Global Pipeline Analysis, Competitive Landscape and Market Forecasts to 2017 (フルフィールド・デジタルマンモグラフィー装置市場:世界のパイプライン分析、競合展望、市場分析)」の販売を開始しました。
米国はフルフィールド・デジタルマンモグラフィ(FFDM)装置における最大市場で、2010年には世界収益全体の51%をしめました。2010年の米国市場は、4億720万米ドル規模で、その後CAGR 8%で成長し、2017年には7億1,390億米ドルに達する見通しです。
一方、世界全体のフルフィールド・デジタルマンモグラフィ装置市場は2010年に8億120万米ドル規模で、その後CAGR 8%で成長し、2017年には、13億米ドルに達すると、グローバルデータでは予測しています。技術の進歩や償還の増加が、主な成長要因として挙げられます。
米国食品医薬品局(FDA)によって、FFDM装置は、クラスIII からクラス II へ再分類されました。この結果、メーカーは新製品の承認が取得しやすくなる見通しです。
マンモグラフィの新装置は、米国ではFDAの510kプロセスを通過後、市場で販売されます。この510kプロセスは、新製品が以前承認された製品と同等の安全性、有効性基準を満たすことを義務付けています。
510kプロセスにより、新商品の承認を得る際に、PMAプロセスを通す必要がなくなり、メーカーの負担が軽減する見込みです。
結果として製品を遅延なく市場に投入することが可能となり、顧客が製品購入する際に、より多くの選択肢を提供することになります。
さらに、承認制度の再区分によって、新しい企業が市場に参入しやすくなり、競争の激化が予想されます。
2011年には、Hologic社、GE Healthcare社、そして Siemens Healthcare社によるFFDMシステムがFDAの承認を得たため、さらに競争が激しくなる見込みですが、その結果、顧客にとっては、費用効率の高いソリューションが提供されたことになります。
市場調査レポート: フルフィールド・デジタルマンモグラフィー装置市場:世界のパイプライン分析、競合展望、市場分析
Full-Field Digital Mammography Equipment - Global Pipeline Analysis, Competitive Landscape and Market Forecasts to 2017
http://www.gii.co.jp/report/gd227738-full-field-digital-mammography-equipment-global.html
出版日 12年01月
発行: GlobalData
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