保育園などで「一斉防災行動訓練(シェイクアウト)」を実施

2026-03-13 14:25
東京都北区

3月11日(水)、北区内で「令和7年度北区シェイクアウト」を実施し、区民や区内事業者など49団体6,075人が参加した。この訓練は、区民一人ひとりの防災意識の向上と、地震発生時に自分の身を守る安全行動を身につけることを目的として、平成26年から区内全域を対象に実施している。
区立音無つぼみ保育園(滝野川2-52-9)では、震度6強の地震が発生したことを想定して訓練を実施。地震発生の放送が流れると、園児たちと職員は日頃の避難訓練での経験を活かし、姿勢を低くして頭を守るなど、落ち着いて行動していた。

シェイクアウトの様子(ダンゴムシのポーズで身を守る園児たちの様子)

シェイクアウトの様子(ダンゴムシのポーズで身を守る園児たちの様子)

シェイクアウトは、地震発生時の安全確保行動(1.DROP!(まず低く!)、2.COVER!(頭を守り!)、3.HOLD ON!(動かない!))を身につけるため、家庭や職場、外出先などで同時刻に一斉に行う防災訓練のこと。2008年にアメリカで提唱されたものが起源となり、現在では世界各国で実施されるほどの規模に発展している。
北区役所では、災害発生時に区民の安全を守ることを最優先としながら、区職員を対象に「自助(自分の身は自分で守る)」を再確認し、素早く身を守る行動をとるため、平成25年からシェイクアウトを実施。翌年から区民や区内事業者等に参加を呼びかけ、幼稚園や保育園、学校、町会・自治会、企業など毎年多くの団体が参加している。今回は49団体6,075人が参加した。
この日、区立音無つぼみ保育園では園児たちと職員が、震度6強の地震発生を想定したシェイクアウトを実施。午前10時に放送が流れると、室内で遊んでいた園児たちが一斉に姿勢を低くし、揺れが収まるまでダンゴムシのポーズでじっと身を守るなど、落ち着いて安全行動を実践した。同園によると、毎月防災訓練を行っているため、園児、職員ともに避難する際の一連の流れを理解し、行動する力が身についているという。また、同園は昨年度から、地震、火災発生などの緊急時において、各職員が担うべき役割や取るべき行動が書かれた「アクションカード」を導入している。導入後の訓練では、カードに「園舎内確認」「通報」などの役割や「初期消火」などといった行動が書かれているため迅速な対応ができ、また、個人によって対応に差が生じることがなくなったという。
井上園長は、「今日の訓練でも子どもたちは職員の話をよく聞いて、落ち着いた安全行動がとれていました。何かあった時には先生たちが守るよと繰り返し伝えることで、子どもたちは不安にならずに自分の身を守ることができるようになっていくと思いますので、災害を想定した日頃からの訓練を大切にしています。引き続き、子どもたちの命を守ることを最優先に、職員同士の連携や役割を確認していきたいと思います。」と訓練の大切さを語ってくれた。
また、区役所でも、午前9時に震度6強の地震が発生したとの想定のもと訓練を実施。地震発生の庁内放送が流れると、職員は一斉に机の下に身を隠し、落下物に備え頭部を手で覆って保護する姿勢をとるなど、迅速に対応した。

アクションカード

アクションカード

訓練の説明を聞く園児たちの様子

訓練の説明を聞く園児たちの様子

問い合わせ

危機管理室 地域防災推進課
電話:03-3908-8194